大館駅前の花善でハーフの鶏飯セットでランチ

秋田県・岩手県観光の二日目、安比高原から花輪、小坂と巡って、大館まで来ました。花輪線や旧小坂鉄道に沿ってきた形になります。大館ではちょうどお昼時になったので、大館駅前にある花善という食事処に行ってみました。1899年創業の老舗です。以前は大館駅で駅弁の立ち売りをしていましたが、現在はニューデイズ大館店で駅弁を販売しています。ほかにも秋田県、青森県、岩手県のJR駅構内で販売されています。食事処はランチタイムのみの営業です。

午後12時半頃の到着、三連休真ん中の日曜日ということで店内は満席、店内には二組、お店の外には5組のお客さんが列を作っていました。駐車場は建物の前にもありますが、他に少し離れたところに第2駐車場があります。周辺のその他の駐車場に駐車するのはご遠慮くださいと公式サイトに注意がありました。

これだけ建物は大きいのですが、意外と店内の座席数は多くないようで、お客さんの回転は非常に悪いです。おおよそ、30分ほど待って入店しました。(建物の中はお弁当の製造スペースが多く取られているようです)

こちらが大館駅になります。奥羽本線と花輪線、以前は小坂鉄道も乗り入れているターミナル駅でした。現在は、まちなか交流観も併設した新しい建物になっています。

店内はテーブル席、カウンター席、座敷のせきがあります。2階はギャラリーとお土産処になっているようです。また、2階からはお弁当の製造をしているところが見られるようです。

こちらがメニューになります。

こちらはマンスリーメニューの野菜たっぷりガリバタ丼です。野菜を加え彩りよくボリュームアップ♪、ガーリックとバターの香りにしょうゆの旨味、鶏肉のジューシーと香ばしさが最高に美味しいと紹介されています。

こちらは名物の鶏めしのメニューです。

この日の朝は旅館で朝ごはんをたくさん食べて、そこまでお腹がすいていなかったので、名物の鶏めしの中から、鶏めしハーフを選択しました。鶏めしには通常は若鶏のもも肉を使いますが、親鳥のもも肉や胸肉で調理した「とても硬い親鳥」もあります。今回は普通の鶏めしにしておきました。

こちらは能代うどんや稲庭うどん、比内地鶏塩ラーメンのメニューです。

こちらは、きりたんぽソテー、鶏めしチャーハンのメニューです。

ほかに丼もののメニューもあります。

30分ほど待って、鶏めしハーフが運ばれてきました。鶏めしが秋田の名産品「曲げわっぱ」に入っているのがとても嬉しいです。出来立てが食べられるのは、こちらの食事処の魅力です。

鶏めしは厳選鶏肉の煮汁と砂糖・醤油で味付けされた炊き込みご飯に鶏肉の甘辛煮やそぼろの玉子、お麩などがのせられています。とても彩がよくて綺麗です。曲げわっぱに炊き込みご飯が入っていて、余分な水分を容器が吸収することで、ふっくらとしたご飯に仕上がっています。

炊き込みご飯そのものも鶏の出汁がよく染み込んでいて美味しいですが、上にのっている鶏肉の甘辛煮を合わせて食べると美味しさが激増します。

キャベツの千切りにドレッシングがかけられています。

ジュンサイと三つ葉のお味噌汁です。

お漬物も付いています。

最近では冷凍鶏めしを核にして海外に販路を拡大する取り組みをしていることが日経新聞の記事になっていました。通常の鶏めしは合成保存料などを使っていないので製造当日のみの賞味期限ですが、冷凍鶏めしであれば賞味期限を90日に延ばすことができます。

ごちそうさまでした。

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