東北自動車道の西根インターチェンジの近くにまで行く機会がありましたので、帰りに八幡平にある後生掛温泉まで行ってきました。
本当は玉川温泉まで行くつもりだったのですが、3連休の真ん中でどうも混んでいるらしいという噂を聞いていて、八幡平の方から見ると玉川温泉の手前にあたる後生掛温泉を選びました。
後生掛温泉は八幡平の秋田県焼山東麓の谷間、アスピーテライン沿いに湯けむりをあげる一軒宿の温泉です。旅館は部屋数が30室、収容人員が100名、食堂は60名収容、湯治は5棟200名の収容人員があります。このほかに日帰り入浴の受付もしています。今回は日帰り入浴にしました。
現地に着いたのは朝の11時頃、かなり駐車場は混んでいましたが、道沿いの斜めにクルマを停める駐車場にはまだ空きスペースがありました。こちらにラフェスタを停めて、日帰り入浴の受付へと向かいます。駐車場の前にある売店がある建物ではなく、その下に向かって下りていく道を歩いていって、日帰り入浴の受付へと向かいます。
坂を下りていく途中には無料で使用することが出来る足湯もありました。
日帰り入浴の料金は大人が400円、子どもが200円です。
受付で精算をした後、お風呂場の方へ向かいました。
脱衣所には有料(100円)のロッカーがあります。こちらに貴重品を預けて、服は籠の中に入れてお風呂場に行ってみます。お風呂場は床や壁に木がふんだんに使われていて、とてもシックな雰囲気になっていました。入口から入ってすぐ右側には掛け湯、こちらにはお湯と水が選ぶことが出来るようになっています。その奥には木箱から首から上を出して入浴する箱蒸し風呂が4つ並んでいます。ここは水蒸気も凄く硫黄の臭いがします。この木箱の中に入っていると、確かに気持ちが良いです。そのさらに奥には自然の蒸気を使用しているサウナ風呂があります。
左手には打たせ湯と泥湯があります。打たせ湯はかなり勢いよくお湯が落ちてきていて、肩や首にあたるようにするととても気持ちが良いです。
泥湯の方はお湯が灰色になっていて、確かに泥が沈殿しています。全身温湿布作用があるそうです。中に入ると、思ったよりもヌルヌルしていなくて、身体を優しくお湯が包み込んでくれるようでした。
洗い場はお湯の蛇口と水が出る蛇口の2種類があり、これらを適度に組み合わせて、たらいの中に適温のお湯をつくり使います。洗い場にはボディシャンプー?が1種類ありました。こちらを使って頭も身体も洗いました。
湯船は内湯に二種類あります。一つは神様の恵みが肌まで染み渡る神恵痛の湯、そして気泡がたくさん出ている火山風呂の二種類です。
そして露天風呂のエリアには湯船が一つです。お風呂の種類がとても多くて、昔のスーパー銭湯という感じの構成になっています。
お風呂からあがったあとに、売店で買い物をしました。秋田ということで、「きりたんぽ」と、温泉にちなんで、温泉ゆで卵です。温泉ゆで卵は箱根の大湧谷で売られているものと同じようにカラが真っ黒になっていました。
温泉ゆで卵は一つ60円です。箱根の黒玉子はたしか6個入りで500円程度の値段だと思いましたので、こちらの後生掛温泉の卵は非常に良心的な値段だと思います。
味は普通のゆで卵よりも柔らかな感じの味です。
こちらはきりたんぽです。味は味噌味で、注文すると焼いてから出してくれます。
裏手には散策路があります。
火山活動が活発なためでしょうか。ブクブクと泡が出てきています。そして至る所から水蒸気が上がっています。
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