城ヶ島公園で城ヶ島のパンフレットを貰ったのですが、ここに「海の資料館」が紹介されていました。三浦市の文化財でもある旧三崎小学校城ヶ島分校を資料館に改装して公開しているそうです。そこで、城ヶ島の西側からバス通りを城ヶ島大橋の方に向かって歩きました。西側のエリアから歩くと、だいたい10分くらい歩くと着きます。日曜日と木曜日の9時30分から16時までしか公開されていないようです。今回はちょうど日曜日でした。
こちらの三崎小学校城ヶ島分校は昭和6年に「三崎尋常高等小学校城ヶ島分教場」として開校、昭和30年に三崎第一小学校城ヶ島分校と改称されました。そして、昭和45年に本校に統合されて廃校となりました。その後、公民館として校舎が使用されていたそうです。昭和の初めに作られた小学校の校舎はかなりが取り壊されてしまっているため、このように当時の校舎が残っていることはきわめて貴重なものなのだそうです。
今日は旧校庭にたくさんのクルマが停められていました。資料館があいているのか否か今ひとつよく判りませんでしたが、そのまま正面玄関まで行ってみます。どうも公開されているようです。中に入ってみると、名前を記帳するようになっていました。そして靴を脱いでスリッパに履き替え、中に入ってみます。
そこは小学校の廊下そのものの雰囲気が強く残っていました。
手前の教室には城ヶ島漁撈用具コレクションが公開されています。
そして、奥の教室には昔の小学校の雰囲気がそのまま再現されていました。
なんだか当時使われていた、木製のオルガン、木製の机、木製の椅子を見ていると、とってもぬくもりがあって良いと思います。今のスチール製の机や椅子は無味乾燥した雰囲気があるのとは好対照だと思います。
コメント