「銀河鉄道999 星空はタイムマシーン 太陽系☆恐竜絶滅編」を鑑賞

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銀河鉄道999の予告編

府中市の郷土の森博物館に行き、プラネタリウムで「「銀河鉄道999 星空はタイムマシーン 太陽系☆恐竜絶滅編」という映画を見てきました。上映時間は32分間になります。この映画は東映アニメーションが松本零士原作の銀河鉄道999シリーズとしてオリジナル大型映像作品を作りました。

この作品は大きなスクリーン、特に直径28メートルの全天周ドームにおける映写でも耐えられるように制作された高精細な3Dアニメーションです。平成19年の夏休みから公開が開始されました。

この作品の公式サイトでの紹介を見ると、取り上げられている学術テーマとして下記のものがあげられています。

・地球温暖化
・6500万年前(白亜紀後期)ユカタン半島隕石落下による恐竜絶滅説
・太陽系惑星
・アステロイドベルト
・小惑星探査機はやぶさ
・小惑星イトカワ
・無重力
・木星影響圏よりのおおよその宇宙船落下時間
・木星衛星エウロパ
・アンドロメダ星雲
このような学術的なテーマを紹介するあたり、やはり、一般の映画館がターゲットと言うよりは、博物館などに併設されているプラネタリウムなどでの上映を念頭に入れているのでしょう。


作品の冒頭ではメーテルと鉄郎が恐竜の骨を飾っている博物館のようなところで話しをしているところから始まります。恐竜がなぜ絶滅したしてまったかについては、いくつかの説がありますが、この作品では、巨大な隕石が地球に衝突したことが原因だと説明していました。そこに、ジュラマリーナという少女が現れます。ここで少女は「恐竜が滅びたように人類も滅亡する」と鉄郎の心に話しかけてそのまま消えてしまいます。

鉄郎は何故人類が絶滅するのか、そのわけを知りたくて、少女が乗った宇宙船を銀河鉄道999で追っていきます。

銀河鉄道999の行き先を、こんなにメーテルと鉄郎が決めてしまっても良いのだろうか?と少々疑問に感じる場面もありますが、全天周ドームに繰り広げられる物語はとても壮大で、おもしろい作品でした。また、銀河鉄道999が飛び立つところでは、ゴダイゴの「テイキング・オフ!」、そしてエンディングでは同じくゴダイゴの銀河鉄道999が流れて、とても懐かしくもありました。

今回、映画を見たのは2009年の12月27日(日曜日)です。もう年末も押し迫っていたせいか、府中市郷土の森博物館自体がとても空いていました。上映は12時30分から始まったのですが、私たち以外に5組程度の家族しか映画を見ていませんでした。最初の30分間は府中市の冬の星空の案内、そして後半の30分間がこの銀河鉄道999の投影になります。全部で約1時間でした。

府中以外の自治体でも本作品が上映されている場所があるようです。機会をみつけて鑑賞してみてはいかがでしょうか。

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府中市郷土の森博物館|公益財団法人府中文化振興財団
公益財団法人府中文化振興財団

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