木更津市の博物館「金のすず」を見学

当サイトの記事には広告が含まれます
木更津の博物館 金のすず

2月最初の日曜日に木更津へ行きました。アクアラインを通って、途中、海ほたるで休憩、その後、木更津の「すき家」で朝食、次にこちらの木更津市郷土博物館 金のすずに来ました。

こちらの施設は小高い山の上にあります。麓に駐車場があるのですが、こちらは残念ながら満車になっていました。仕方がないので、クルマで山道を少し登って行くと、そこにも何台かのクルマを停められる駐車スペースがありました。こちらは数台分の空きスペースがありました。

木更津市郷土博物館の駐車スペース

こちらにクルマを停めて階段を上がると、山の頂上に出ます。付近は太田山公園として整備されています。

木更津市の地図
慰霊塔
慰霊塔の説明
付近一帯の公園の地図

こちらは、きみさらずタワーです。

シンボルタワー
付近全体
木更津市内の眺め
博物館の説明

入館料は大人一人200円です。館内は残念ながら全面撮影禁止でした。

特にこちらの見ものは、その博物館の名前にもなっている金の鈴です。これは金鈴塚古墳の横穴式石室内から1950年に出土しました。金鈴塚古墳からの出土品はその学術的重要性が評価された結果、1959年に重要文化財に指定されました。また、それに先立つ1956年に金鈴塚遺物保存館が開館しそちらに保存されていました。その後、2008年に木更津市郷土博物館金のすずで保存されるようになりました。

ほかにも、海の暮らし、村の暮らしなどの郷土の展示のほか、上総掘りの展示もあります。上総掘りは、やぐらを組んで大きな車を仕掛けて、これを割り竹を長くつないだものを巻いておき、その竹の先端に取り付けた堀鉄管で掘りぬいていきます。どんな仕組みになっているのかは、模型を実際に動かすことができるようになっているので体験しながら学ぶことができます。人力のみで500m以上の深さの穴を掘ることができるので、現在では新興国への技術指導が行われています。

博物館の中で縄文時代から現代に至るまで順番に展示されていますが、どちらかというと、明治以降の展示はさっぱりと割り切った展示になっていました。ただ、江戸時代までの歴史については貴重な数々の資料によって、勉強になるところも多々ありました。

コメント