年末の買い出しのために、12月25日(土曜日)の朝、角上魚類 小平店に行ってきました。この時期なので当然混んでいるだろうと思い、午前11時頃に着くように行ってみたのですが、すでに駐車場は満杯で誘導のガードマンの人の指示に従ってクルマの待ちが出来ていました。
角上魚類の歴史
角上魚類は江戸時代から続く網元兼卸問屋が始まりで、新潟県の寺泊近辺の商店や旅館、そして飲食店をお客さんとして営業を続けてきました。しかし、高度成長期にスーパーマーケットが台頭してきた頃に主要なお客さんであった個人商店の売れ行きが低迷し、それに伴い角上魚類の売り上げも低迷するに至ってしまったそうです。
そこで、昭和49年に小売業へ進出して、群馬県、長野県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の各店舗をオープンしていき、現在では20店舗にまで広がっているそうです。
角上魚類小平店
お店の前のテントでは新巻鮭や野菜、そしてミカンなどの果物が売られていました。本当にお客さんがたくさん来ていて、前に歩くのも大変でした。
店舗の中に入ると、普通のスーパーマーケットでは見られないような魚も含めて、本当に色々な種類の魚、貝、蟹、たこ、海草などの海産物が扱われていました。
調理済みの総菜も多数
お店の出口の方に行くと、刺身やお寿司、各種お総菜など、買ったらすぐに食べられるようなものが色々と売られています。決して値段がスーパーと比較して安いというわけではないのですが、刺身にしてもお寿司にしてもネタが新鮮で、しかもとっても厚く切られているように感じました。
また、赤魚の塩焼き、イカめし、さば塩焼きなど、所狭しと並んでいます。
こちらの、おこぜの唐揚げも美味しそうです。
有頭海老フライは本当に大きくて、きっとこれ一匹食べただけでお腹はいっぱいになってしまいそうな感じでした。
見ているだけでも本当に楽しいお店だと思います。これならば漁港まで行って魚を買わなくても、十分に新鮮な魚が入手出来そうです。
【2020/09/13追記】
相模原の角上魚類
今日、相模原の周辺を車で走っていると、路肩に長い車の列ができていました。まだ、午前中です。こんな時間に何の行列かと思ったら列の先頭は角上魚類の駐車場でした。
この行列を見る限りは角上魚類は今でもとても人気があるようです。街にあった鮮魚屋さんはスーパーマーケットの展開によって淘汰されてしまいましたが、また、角上魚類のような大きな専門店が出現することにより人が集まるというのは興味深い時代の変化だと思います。
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