常陸太田にある西山荘に行ったあと、水戸に出て、国道6号線で東京を目指しました。途中で道路標識を見ていると、茨城空港の文字が見えます。
茨城空港へ
たしか、こちらの空港は完成してオープンしたときには、こんなに無駄な飛行場を作ってどうするのか?という論調でマスコミに報道せれていましたが、今はどうなっているのかを見たくて、寄って見ることにしました。
空港までの道は二車線道路であまり整備されていませんでした。クルマもあまりはしっていないので、これで今は十分なのでしょう。
セイコーマートを発見
そして、標識に従って運転していくと、飛行場に着きました。飛行場の手前には、セイコーマートがあります。東京では見つけることができないコンビニなので、寄っておくことにしました。
セイコーマートでは定番の北海道ソフトクリームを購入し、クルマの中で食べます。
駐車場
そして、すぐ目の前にある茨城空港に向けてクルマを走らせました。最初に驚いたのは、広大な飛行場の駐車場が満杯になっていることです。
見学者用には別に砂利引きの臨時の駐車場がありました。
こちらの見学者用の駐車場も結構たくさんのクルマが停まっています。
空きスペースがありましたので、そちらにクルマを停めて空港へと歩きました。途中、自衛隊の飛行機が展示されている小さな公園があります。
なぜか、カエルの石像がありました。
空港ターミナル
そして、こちらが空港ターミナルの中です。手前が国際線カウンター、奥が国内線カウンターとなっています。
国際線カウンターは全く人がいませんが、奥の国内線カウンターには人がいます。夕方だったので、もうこの日に飛び立つ国際線は無かったようです。国内線は札幌便があるようです。
こちらが茨城空港の時刻表になります。
二階のお店
2階に行って見ると、ラーメン屋、コーヒー屋、売店などがありました。こちらのフロアーにはとてもたくさんの人がいました。
こちらの売店では日本のお土産を扱っています。
こちらの売店では韓国の商品を扱っていました。
こちらは食事処のメニューです。
料金は空港ターミナルとしてはリーズナブルな値段だと思います。
この夏は茨城から那覇までの飛行機が飛ぶようです。
二階からは空港を見渡すことが出来るデッキに出ることが出来ます。こちらには柵として透明のボードが使われています。右の方向を見ると透明に向こう側を見ることが出来ます。
しかし、左の方向を見ると、まるで曇りガラスのように白くなって、飛行場を見ることが出来なくなります。百里基地を見ることが出来ないようしているようです。
【2016/01/17追記】
その後の茨城空港
茨城空港を薦める記事が人気になっていました。
茨城空港の公式サイトで確認をしてみると、現在は下記の便が運航されているようです。
・午前8時5分発 福岡行き
・午前9時20分発 札幌行き
・午前10時30分発 神戸行き および神戸経由那覇行き
・午後1時20分発 上海行き(水曜日を除く毎日)
・午後4時発 深圳行き(土・日のみ)
・午後7時発 神戸行き
・午後7時30分発 上海行き(金・日のみ)
【2019/10/18追記】
駐車場代無料の魅力
週間DIMEを読んでいると、飛行機を使い慣れている人のインタビューの中で、「私がよく使う茨城空港は駐車場無料だから、どこに行くのも使い勝手がいいですよ。札幌や福岡、神戸へ行くときに重宝しています」という話が載っていました。
あまり遠くの場所から茨城空港を利用すると、駐車場代のかわりに高速料金が高くついてしまうので、千葉や茨城、栃木周辺エリアからだと便利かもしれません。
【2020/02/19追記】
現在も、福岡、神戸、札幌、那覇、台北へと1日に全部で7〜8番程度が運行しているようです。しかし、新型コロナウイルスの影響で、中国便については3月末まで運休することが決まっています。こちらの空港は、1300台の無料駐車場があるのは、やはり大きな魅力です。
500円バス
なお、東京駅と茨城空港の間で運行されている大人500円(航空機利用客のみ)の高速バスは、補助金が3月末で打ち切られることから、4月からは値上げされ、大人1530円となります。現在は1日最大8本が運行されていますが、これも見直しが行われる方針です。
東京北空港?
名称についても、茨城空港から東京北空港にする案が県議会で議論されています。東京駅からは高速バスで約1時間40分かかる場所にありますが、どこまでが一体東京なのか?という新たな論争にもつながりそうな話です。
【2020/08/23追記】
ドラマのロケ地
最近、茨城空港がドラマのロケ地として人気があるようです。半沢直樹の第二シリーズでは伊勢志摩空港という架空の飛行場として茨城空港がロケ地として選ばれています。地方空港のイメージがよく出ているので、ロケ地としても便利なのでしょう。半沢直樹の撮影は昼間の便と便の合間を縫って1時間半から2時間程度で実施されました。伊勢志摩空港へのお化粧直しは1時間程度で終わったそうです。
2019年度にも13作品の撮影が行われました。月に一回以上は撮影が行われている計算になります。東京都心からのアクセスが比較的良いこともロケ地として選定されやすい理由だそうです。
【2021/02/02追記】
定期便の発着便がゼロに
茨城空港に唯一乗り入れているスカイマークは新型コロナウイルスの感染拡大による需要低迷を理由に、茨城空港を発着する国内線全12便の運休を決めました。
運休しているのは茨城空港と新千歳空港および神戸空港を結ぶ路線の各4便と茨城空港と福岡空港および那覇空港を結ぶ各2便です。この運休は2月14日まで続ける予定としています。
【2022年1月5日追記】
外国人向けにはTOKYOを付けることで有識者会議が決定
本日の朝日新聞に、有識者会議により茨城空港の新たな海外向け愛称は「Tokyo Ibaraki International Airport」(中国語表記=東京茨城国際機場)で決定したという報道がありました。外国語の表記では「東京」が付くことで正式に決定したようです。この結果を有識者会議から大井川和彦知事に答申され、6月に正式な決定を迎える予定です。当面は訪日外国人向けサイトや海外セールス向けの文書で使われる形になりますが、日本国内向けの名称「茨城空港」は変わりません。
【2023年5月1日追記】
現在の茨城空港の状況
一時期は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、航空便は大きな影響を受けていましたが、2023年のゴールデンウィークはどんな様子になっているのか、茨城空港のスケジュールを調べてみました。
茨城空港の出発便で見ると、下記の便が運行されています。
- 7時35分 神戸行き
- 8時35分 札幌行き
- 10時00分 福岡行き
- 11時00分 那覇行き
- 13時40分 神戸行き
- 17時40分 札幌行き
- 19時05分 神戸行き
日曜日と木曜日には台北行き、日曜、火曜、木曜にはプログラムチャーター便として高雄行きの便も表示されていました。
かなり、人の往来が増えてきたようで、良かったです。
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