豊後高田のボンネットバスで昭和の町を周遊

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豊後高田の昭和の町にある昭和ロマン蔵に行きました。豊後高田市ではボンネットバスを再生して市内の周遊に使っています。午前9時ごろに着いた時には、午前11時発のボンネットバスの予約をしていました。値段が無料というのは嬉しいです。

出発10分前くらいにバスが発車する場所に行き、バスに乗り込みました。特に予約時の名前などの確認は行われません。ただ、予約をしていない人が乗り込むと席が足らなくなるのですぐにわかるのでしょう。

こちらはバスが車庫にしまわれているときの写真です。屋根付きの車庫に入っているというのはとても大切にされている証だと思います。

元々はこちらのバスは昭和32年に製造されて秋田県で活躍していましたが、昭和44年に登録が抹消されました。以降、ボロボロになってしまった車体を福山で再生して豊後高田に運んで来ました。

福山で再生した福山自動車時計博物館のブログにボロボロだった時と再生した後の両方の写真が載っています。

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大分県豊後高田市へのボンネットバス譲渡〈嫁入り〉について | Fukuyama Auto & Clock Museum
このたび、昭和30年代をテーマとする「豊後高田 昭和の町」を中心に地域活性化観光振興策を展開されている大分県豊後高田市へ、当館再生のボンネットバス・いすゞBX141を譲渡し、同市内や国東半島地域の観光周遊等に活用いただくこととなりました。1

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予定通りに午前11時にバスは発車しました。定員通りでした。

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バスガイドの人も乗って来ました。この人、すごいバイタリティです。ディズニーランドのジャングルクルーズどころではありません。国友学園などの時事ネタまで登場し、あまりにも話が面白すぎます。

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西佐知子さんという名前でネットで検索すると名物ガイドさんとしてたくさんヒットしました。

バスは川沿いの道を走り、やがて橋を渡って商店街へと入って行きます。

下の写真でバスの前の方に赤い棒が突き出ているのがわかるでしょうか。これは当時のウインカーだったそうです。運転手さんが手動で出して、曲がり終わったら手動でしまいます。ハンドルに連動してオフになるということはありません。

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こちらが商店街の入り口です。

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商店街は一時期はシャッター通りだったようですが、今はかなりの数のお店が営業しています。昭和の町でアピールした効果が出ています。

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各店舗の店員さんがバスに向かって手を振ってくれるのが嬉しいです。

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バスはゆっくりゆっくりと走ります。この店員さんはバスのお客さんにハイタッチしていました。

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バスは20分ほどで町を一周して戻って来ました。バスガイドさんと記念撮影をする人が多数です。

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