川崎市の縄文天然温泉 志楽の湯は都会の中の癒しスポット

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志楽の湯

8月下旬の日曜日に神奈川県川崎市にある縄文天然温泉 志楽の湯に行きました。こちらに来るのは二回目になると思います。前回来てから3年くらい経っています。場所はJR南武線の矢向駅から徒歩6分と比較的駅から近いところにあります。電車で行くことができる温泉施設は貴重だと思います。

営業時間は朝の10時からですが、露天風呂は朝8時から営業していると書かれていたので、9時30分ごろに着くように行ってみました。

ナビの通りに行ったのですが、なぜか別の施設の駐車場の入り口で、住宅街の道をそのまま真っ直ぐに少し進むと志楽の湯の駐車場出口がありました。入口の案内が全くないので当てずっぽうに駐車場を回り込むように住宅街の道を進むと、駐車場の入口がありました。やはり、標識は不十分です。住宅街の裏道を駐車場の入り口を探しながら走行すると事故を起こしそうで危険です。

前回来た時にはクルマがかなり停まっていたと記憶していたのですが、ほとんど停まっていませんでした。これは10時前に着いたからなのかもしれません。

志楽の湯の駐車場

志楽の湯の入口

志楽の湯の玄関

館内に入ると驚いたことにカウンターに店員はいなくて、野菜の無人販売所のように、お金を回収するための箱だけが置かれていました。10時過ぎにカウンターを見たら人が立っていたので、早朝時間帯だけの臨時措置なのかもしれません。お金は自己申告制で入れる仕組みです。事故防止のために監視カメラがあるのかもしれません。

料金回収箱

ロッカー故障中

ただ、今回は大人一人100円引きになるぬくーぽんを持っていたので係りの人に聞きたくても係りの人は全く歩いている気配はなく、たまたま来た係りの人を非常に面倒臭そうに、かつ無愛想に対応するだけで、うまく要領を得ませんでした。

朝8時から10時までは地元の常連の人だけを対象にしていて、あまり使い慣れていない人が来ることは歓迎していないのかもしれません。ただ、不愉快な思いをするだけなので、ホームページにそう書いておいて貰えるとありがたかったです。

ちなみに入館料金は土日祝日で大人一人1030円となっています。

10時前はまだ内湯などは掃除している場合があることがホームページに書かれていましたので、その点は覚悟していたのですが、こちらは幸いなことに掃除は終わっていて内湯も使うことができました。

温泉の浴槽は内湯に一つ、露天風呂に一つあります。温泉の泉質は、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉(中性低張性高温泉)で適応症としては疲労回復、健康増進、動脈硬化症などがあげられていました。いわゆる化石海水で海水に近い成分組織、太古の海水なのだそうです。数十万年という長い時間の中で地中に閉じ込められていたうちにその周りの岩のミネラルや草木の成分が溶け込んだと解説されていました。

お湯は東京周辺にありがちな、こげ茶色の透明度が低いお湯で、タールのような匂いがします。温泉の中に入ると少し肌がヌルッとした感じがして気持ちが良いです。

内湯には他に男性向けにはドライサウナがありました。女性向けにはミストサウナがあるようです。ドライサウナの縄文海底蒸し風呂は、10人ほどが入ることができるサイズで、普通にサウナストーブで室内を温めるタイプになっています。部屋の中は滅茶苦茶に熱いというほどではなく、下段で10分くらいは入っていることができました。室内にはテレビなどの施設はありませんが、コンセプトから考えれば今のままテレビは設置しない方が良いのでしょう。ただ、何回か水風呂とサウナの間の往復をしていると、手持ち無沙汰になって来ます。

露天風呂は高い塀に囲まれていて周りを見渡すことはできませんが、それなりに開放感があります。大きな岩など自然の物を組み合わせて作られているので、露天風呂の中には入りにくいです。気をつけて入る必要があります。この日は涼しい風が吹き抜けてくれていたので、露天風呂はとても気持ちが良かったです。

お風呂から上がったあとは、食事もできる志楽亭というところで休みました。こちらの様子は別のエントリーでレポートします。

【2024/08/11追記】

 ロケットニュースで神奈川の隠れ湯として志楽の湯が特集されていました。

【神奈川の隠れ宿】川崎の住宅街にヒッソリと佇む温泉施設が快適すぎてヤバい! 宿泊プラン(1泊5850円個室)は天然温泉入り放題で神コスパだった
神奈川県川崎市にある人気温泉施設のひとつ・縄文天然温泉「志楽(しらく)の湯」。都会にいながらも、山奥の秘湯に浸かっている気分が味わえると評判らしい。 どうやら …

 しばらく行くことができていないので、また行ってみたいと思います。

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