第61回 小金井桜まつりで見事な桜を見物

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4月4日(土曜日)に小金井公園で実施されている小金井桜まつりに行きました。小金井公園はとても広い公園ですが、その中の江戸東京たてもの園の正門前の一角で行われています。もともとは、元文2年(1737年)に江戸幕府の新田開発の一環として玉川上水の両岸に植樹されたヤマザクラの並木が小金井桜の始まりです。よく、川の両岸に桜並木が作られていたのは単に綺麗なだけではなく、桜を見物に来てくれた人が堤防の上を踏み固めてくれて堤防が崩れにくくなるからとも言われています。昔は玉川上水の水量も非常に多かったため、決壊防止の目的もあったのかもしれません。明治時代には甲武鉄道が開通して武蔵境駅と国分寺駅が開業し、花見の時期には花見客が誘致されました。大正15年には武蔵小金井駅が誕生しています。昭和40年代にはいると玉川上水の通水が停止されて水路や桜並木の荒廃が始まりました。現在は玉川上水沿いではなく、小金井公園内に桜が多く植えられています

こちらが小金井公園の園内の地図です。

都立小金井公園案内図

昔は桜の名所だった玉川上水沿いの桜は、今では枝がはらわれて寂しくなっています。

玉川上水沿いの小金井桜

こちらは正門から園内に続く道です。チューリップが植えられた花壇があります。

小金井公園内

駐車場は臨時の駐車区画が設けられていました。桜まつりでたくさんの来場者があることを予期したのでしょう。ただ、この日はさほど天気がよくなかったせいか、まだ駐車場に余裕があります。

小金井公園内の臨時駐車場

園内ではあちこちに桜の木が植えられていますが、確かに江戸東京たてもの園前にはたくさんの桜が咲いていました。井の頭公園はもうブルーシートを敷くところがないほど混雑していますが、小金井公園はまだまだ余裕があります。花見はこちらの方が落ち着いてできるので良いかもしれません。

小金井公園内の桜
小金井公園内の桜

  

こちらが江戸東京たてもの園の正門です。

江戸東京たてもの園の入口

 屋台がたくさん出ていました。近所の商店街の方などが屋台を出しています。

ウインナーの屋台

焼きそば300円など、

焼きそばの屋台

桜の木が本当にたくさんあります。

小金井桜

露店の前には人がいっぱいです。

小金井桜と屋台

たてもの園前の広場は昭和29年に桜の木を植えたそうです。

たてもの園前広場

江戸東京たてもの園の周りにあるお堀のようになっているところには、たくさんの桜の花びらが浮いていました。

小金井公園の桜
小金井公園の桜

今日も都電の車両が展示されています。

江戸東京たてもの園の都電の電車

小金井公園を北東に歩いていくと、立派な桜の木がありました。

小金井公園の桜
小金井公園の桜

  

小金井公園の桜

こちらの木は日立製作所の「この木なんの木」に出てくるようなどっしりとした風格の木です。

日立のコマーシャルに出てくるような桜の木

桜の木

花見シーズンの小金井公園はたとえたくさんのお客さんが来園していても敷地が十分に広いので、とても良いと思いました。

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