長野の善光寺に行ったあと、東京までの帰り道、上田城にも寄ってみました。真田昌幸が上田城を築き始めたのが1583年でした。1585年には徳川軍が7000人余りの大群で上田城を攻撃しましたが、真田軍側は2000人足らずの軍勢でこれを撃退しました。この1585年9月には上田城は一応の完成をしました。
1600年には関ヶ原の戦いが起こり石田方が敗北しました。上田城は徳川方に接収されて、堀は埋められて塀は壊され、櫓などの建物は壊されて廃城となりました。その後は1626年から上田城の復興が始まり、領主の仙石忠政がこれを進めました。その後は明治維新までの約160年間にわたって上田城は存続します。
明治12年に本丸内に松平神社(現在の真田神社)が作られて、残りの土地は公園となりました。
国道18号線を「上田城址公園入口」交差点で曲がると、あとは案内標識に従うだけで駐車場にたどり着きました。駐車場は広いので、1月3日で混んでいそうな時期であっても簡単にとめることができました。
駐車場は今回停めた場所ともうひとつ、少し低いところにもあります。
駐車場付近には真田十勇士ウオーキングマップがありました。
もちろん上田城の紹介や城址公園の地図もあります。
上田城の方へと歩いてみました。
最初に真田神社が見えてきました。
参道を歩いていくと、不思議な酒樽がありました。酒樽茶室というそうです。
岡崎酒造が提供したものですが特に真田家との関係はないようです。
真田神社の裏手には真田井戸があります。
下記のように説明がありました。
この井戸からは抜け穴があって城北の太郎山麓の砦に通じていた。敵に包囲されてもその抜け穴により兵糧を運び入れるにも、城兵の出入りにも不自由しなかったという
ほかに再建された櫓も近くに行ってみることができます。
そのあと、本丸の近辺を一周しました。
堀の水には氷がはっていました。
【2017/06/04追記】
上田の街は2016年の大河ドラマ、真田丸で舞台となったこともあり、非常に賑わったそうです。
オ ズマガジンに特集記事があったのですが、古くから変わらない佇まいを残す建物も新しいお店も混在していて、また楽しい街になっているそうです。記事の中では、NABOというブックカフェが取り上げられていました。
100年以上続く紙屋の建物を使っているそうです。
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