群馬県の荒船山や妙義山の近くにある荒船の湯というところに行きました。国道254号線をひたすら走って、ネギやコンニャクで有名な下仁田を過ぎたところにあります。国道254号線よりかなり低いところに建物があります。駐車場は段々畑のように、国道254号線と同じ面、そこから一段下がったところ、さらに一段下がって建物があるところと同じ面のそれぞれにあります。建物と同じ面の駐車場はお客さん用の駐車場ではなく従業員用の駐車場なのかもしれません。
こちらが荒船の湯の建物です。
玄関から入るとすぐに下足用ロッカーがあります。二足を一組で入れるロッカーです。このロッカーの鍵はフロントに預ける形になります。入館料は大人一人600円でした。「時間制限はありません」と言われたので、昔は時間制限があったのかもしれません。
館内も驚くほど空いていました。
こちらが浴室の入口になります。
お風呂は内湯にジャグジー風呂、温泉浴槽、水風呂、ドライサウナです。また、露天風呂には温泉岩風呂がありました。
温泉は無色透明です。お風呂からあがったあとも身体はポカポカしていました。泉質は「含鉄-ナトリウム-塩化物強塩温泉」なので、お風呂からあがったあとも皮膚をコーティングしてくれているのではないかと思います。
ちょっと私には露天風呂も内風呂もお湯の温度が高すぎました。あまりゆっくりと温泉に入っていることが出来なかったのが残念です。
特筆すべきはドライサウナです。こちらのサウナは「遠赤外線低温サウナ」で、部屋の温度は40度から60度程度しかありません。それなのに数分入っているだけで、たくさんの汗が出てきます。
また、サウナストーブが見えるところにありません。たぶん、椅子の下にあるのではないかと思います。普通のサウナであれば10分が限度ですが、30分から60分は連続して入ることができると紹介されていました。ただ、さすがにそれだけの時間、連続して入ることは無理でした。水風呂との往復で、15分を三セット分入りました。
30分で500mlの汗をかくと書かれていたので、750mlは汗をかくことができたかもしれません。
脱衣所にはサウナの機械の紹介などがあったのですが、メモをとっておけば良かったです。できれば家の近所でこのサウナの機械を設置している施設に行ってみたいです。
水風呂も水がとても柔らかいのが特徴です。水道水ではないのでしょう。この水風呂もお勧めです。
お風呂からあがったあとは、休憩室に向かいました。
今回は食事は食べませんでしたが、いろいろなメニューが準備されています。
【2019/12/04追記】
下仁田町が荒船の湯を売却することを決めました。最低譲渡価格は1500万円で、取得後は3年間は温泉施設として経営できる法人が条件です。
来館者が低迷していたため、下仁田町は売却を決定しました。すでに2019年9月下旬に閉館しています。
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