都立武蔵国分寺公園と中央鉄道学園

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12月の日曜日に都立武蔵国分寺公園に行きました。西国分寺駅から歩いていくことができる距離のようですが、今回は車で行きました。多喜窪通り沿いに公園のコインパーキングがあります。最初の1時間が300円、そのあとは30分ごとに100円という料金体系でした。

こちらは国鉄の中央鉄道学園があった場所にできた公園です。運転士などの国鉄の職員の専門技術の養成が行われていたほか、大学と同じような教育課程も準備されていました。

昔々、国分寺駅から東京競馬場まで支線があり電車が走っていた当時に、この中央鉄道公園の横を通っていたように記憶しています。

 調べてみると、この鉄道は下河原線として1910年に東京砂利鉄道が国分寺と下河原の間に開通しました。当初は多摩川の砂利の輸送をしていました。1933年に東京競馬場が府中に移転してきて1934年に引き込み線を設置、競馬の開催日に旅客輸送を開始しました。
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中央鉄道学園

また、当時、何かの用事で中央鉄道公園にも行ったことがあります。

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1987年に国鉄が分割民営化された際に国鉄の債務を返済するために中央鉄道学園が閉鎖されて跡地に住宅や公園ができました。2002年に泉地区が先に開園しています。続いて2004年に中央鉄道学園の跡地の南側を通る多喜窪通りの向かいにあった郵政省の社宅が整備されて西元地区が開園しました。

こちらが中央鉄道学園を記念したモニュメントになります。

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モニュメントは蒸気機関車の動輪に模してあります。

モニュメントの下には中央鉄道学園があった当時の航空写真がありました。

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中央鉄道学園の閉鎖時に発掘調査を実施したところ、幅12メートルの自動車が余裕ですれ違いできる奈良から平安時代の古道が現れました。東山道武蔵路です。奈良時代の少し前、中央集権化を進める朝廷は日本全国を7つの道に分けて、それぞれの道に属する国の国府を結ぶ官道を整備しました。その一つが東山道です。

公園は多喜窪通りを挟んで東西に分かれていて、南側がこもれび広場、北側が円形広場になっています。

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こちらが南北を結ぶふれあい橋です。

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こちらが円形広場になります。かなり大きな広場です。たくさんの子どもたちが遊んでいました。

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【2021/09/26追記】

隣接した場所に東京都立多摩図書館があります。こちらの図書館は国内最大規模の雑誌約17000タイトル、子どもの読書活動推進の拠点として22万冊の児童・青少年資料の所蔵など特色のある図書館になっています。もちろん無料なので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。こちらで紹介しています。

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東京都立多摩図書館でたくさんの雑誌を閲覧
国分寺市に東京都立多摩図書館というところがあることを知り、土曜日に行ってみました。こちらの図書館は公立図書館として国内最大規模の雑誌約17000タイトル、および子どもの読書活動推進の拠点として約22万冊の児童・青少年資料を所蔵していることが

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