札幌で2時間ほどの余裕があったので、周辺を散策してみました。
駅近接のパセオでランチを食べたあと、まずは比較的駅から近い北海道庁に行ってみました。
北海道庁旧本庁舎が見えてきました。明治21年から約80年間にわたって使われてきました。館内は北海道開拓関係資料を展示・保存されている北海道立文書館等として公開されています。Wikipediaによれば一部の部屋は現道庁の会議室として今でも使われているそうです。
赤レンガの旧本庁舎がとても印象的です。東京駅の丸の内側や法務省の旧庁舎も連想するような、とても趣のある建物でした。
旧本庁舎前の庭園も比較的広く空間が確保されています。ちょうどお昼休みの時間でもありましたので、様々な人が思い思いに休んでいました。また、前庭では北海道の特産品を販売するフェアも実施されていました。
続いて、歩くと少し距離がありますが、大通り公園まで行ってみました。札幌市の中心部を東西に横切る長さ約1.5Kmにわたる公園です。さっぽろテレビ塔がシンボルです。
空は抜けるような良い天気です。
時計台の前の大通りをパカパカと音をたてながら、馬車が走っていました。
調べてみると、「札幌観光幌馬車」という名前のようです。こちら「札幌観光幌馬車」が公式サイトです。時計台40分コースが運行されており、1階席が大人1800円、2階席が2200円となっています。
こちらが時計台です。
この時計台は北海道大学の前身となる札幌農学校の演武場として初代教頭のクラーク博士の構想に基づき、W・ホイラーが基本構想図を作り明治11年に建設されました。当時は1階は研究室、講義室、動植物や鉱物の標本展示室として使われていました。この建設当時は時計は付けられて無く、授業の終始業を知らせるための小さな鐘楼のみが取り付けられていましたが、そののちに時計が取り付けられています。
現在は1階の展示室では色の移り変わりや大火に遭った際のエピソードなどの時計台にまつわる歴史を展示されています。また、2階では再現された演武場の歴史的な雰囲気を体感しながら、実際に時計台で使われているものと同じハワード社の時計機械を見学できるようになっています。
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