弓削多醤油の醤遊王国でたまごかけご飯

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埼玉県の坂戸市と日高市の市境に弓削多醤油の工場があります。大正12年に現在の地で創業したお店です。初代当主の弓削多佐重氏がそれまでは農業をしていましたが、醸造学に興味を持って醤油・味噌蔵を興そうとしたところ、入間市にあった醤油蔵から全てを受け継ぐことになり開業したそうです。

醤油の工場というと、千葉県の銚子などを想像しますが、埼玉県も全国的に見ても晴れた日が多く温暖で近くには水がきれいな高麗川が流れていることから醤油作りに向いているのだそうです。

この工場には醤遊王国という醤油関連商品の直売所や軽食の食堂、工場見学などが行われているということでしたので、行ってみました。蔵の街 川越 時の鐘近くにも直売所があるので、川越観光のついでに立ち寄っても良いかもしれません。

駐車場はとても広くて停めやすいです。

駐車場からみて道を挟んだ向かい側に建物があります。醤遊王国と書いて、「しょうゆおうこく」と読みます。

一階が直売所、二階が軽食堂となっています。

まずは直売所から見てみました。こちらは、醤遊王国に行ってきましたというラベルが貼ってあるお醤油です。「たまかけしょうゆ」は高麗郷丸大豆醤油に鰹だし、本みりんを加えた、玉子かけごはんに合う醤油です。

こちらは五家宝です。焦がし醤油が香ばしいです。

珍しいところで、梅醤油と肉たれです。

有機たまかけ醤油と、たまかけ醤油です。

埼玉名物肉汁うどんです。

もうすぐ、土曜丑の日ですが木桶しょうゆ うなぎのたれという商品もありました。

もろみきゅうりです。きゅうりをおなめで漬けたものです。

黒ゴマごぼう、はりはり漬け、生姜の醤油漬けが並びます。

2階にま行ってみました。お団子やスイーツ、甘酒、醤油のプリンなど面白い商品が数多くあります。

こちらが、ご飯ものメニューです。たまごかけご飯、ぶっかけうどん、釜玉うどん、とろろご飯、納豆ご飯、てりたまつくね丼などがあります。

たまごかけご飯のセットを注文しました。できるまでの間、番号の書かれたプラスチックの板を渡されます。そして番号が呼ばれれば完成です。

こちらは醤油を作る桶を二つに割って席にしています。

こちらが厨房とカウンターです。

赤いキャップがついた、しぼりたて生しょうゆを付けてくれます。その日に絞ったばかりなので、酵母菌や乳酸菌が生きています。こちらでしか、いただくことはできません。

こちらはご飯です。お米は熊谷市の松本米穀 彩のかがやきという埼玉県独自の品種で、粘りとやわらかさが特徴です。

お味噌汁です。具沢山でした。弓削多醤油 地味噌を使用しています。大豆も米も国産です。

ご飯の真ん中にたまごポケットを作って、しぼりたて醤油を入れてかきまぜた卵を入れました。ここからご飯をかき混ぜれば、卵かけご飯の完成です。

しぼりたて生醤油、本当に初めての経験です。なんと表現して良いかよく分からないのですが、普段使う醤油とはかなり味が違って、ツンとこないというか味がまろやかと言うか、塩辛さを感じにくいというか不思議な味です。普段よりも多めにかけても美味しく食べられました。

家で食べるときは、たまかけ醤油が良いと思いますが、ここで食べる際はしぼりたて生醤油が良いと思いました。

お新香ともろみも付けてくれます。

卵は弾力が強くてしっかりとしたものでした。この辺でとれた卵でしょうか。たかはし卵の養鶏場や直営売店もここから比較的近いです。

以前の公式サイトをみると坂戸市の城山たまご(さかど葉酸たまご)武藤養鶏場さん又は熊谷市松本米穀 彩たまごを使っていると紹介されていました。

今回は混雑していなかったのでゆっくりとすることができて良かったです。ごちそうさまでした。

【2022/07/17追記】

PayPayで日高市と連携して大規模なポイントバッグキャンペーンを実施していたので、提携店となっている醤遊王国に行ってみました。

今回は醤油ソフトクリームと冷たい醤油甘酒を注文しました。

醤油ソフトクリーム

ソフトクリームと醤油は合うのか?とても不思議だったのですが、食べてみると、醤油の旨味がうまくソフトクリームの甘みを引き出してくれていて絶妙な味になっていました。こちらが冷やし甘酒です。

冷やし甘酒

ごちそうさまでした。

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