先日、山梨県都留市でふるさと納税をしたのですが、その返礼品として「いちご狩り」のペアチケットが送られてきました。あまり都留市でいちご狩りができるという話しを聞いたことがなかったのですが、通常は北海道や軽井沢などの高冷地でしか育たないと言われてきた「夏いちご」が、ユニファームいちご農園ではハウス栽培されているそうです。
暑い夏でも低水温管理されたビニールハウスで甘くておいしい夏いちごが真っ赤に育っているということでしたので、先日、日曜日に行ってきました。
場所は株式会社ユニファーム、住所は「山梨県都留市与縄1186」、電話番号は「 0554-56-7087」となっています。カーナビに住所を入れて現地を目指しました。相模湖インターチェンジで高速を降りて県道35号線で秋山などを通りすぎていくと、雛鶴トンネルを抜けて都留市に入ります。県道35号線で朝日川を渡ったところで、すぐに川沿いを戻る形で川沿いの小道を入っていくと、こちらの「ユニテック」という建物があります。
こちらがユニファームを運営している母体の会社のようです。車を停めて手前の事務所入り口から入ってみると、その部屋は野菜工場のようになっていました。清潔な棚に並んだ各種の苗が人工的な照明に照らされて育成されています。
こんな野菜が栽培されているそうです。
- 山梨県都留市の新名産「シャインリーフ」(アイスプラント)
- 山梨県都留市の伝統野菜「水かけ菜」
- レタス系(フリルアイス/ビバロッソ、ハンサムレッドなど)
- その他(ルッコラ(ロケット/セルバチカ)、バジルなど)
ぼんやりと部屋を見ていると奥から職員さんが来て受け付けをしてくれました。いちごのビニールハウスはここから100メートルほど歩いたところにあるということでしたので、案内していただいてビニールハウスまで移動しました。こんな感じの道を歩きます。奥に見えるのが県道35号線の橋です。
こちらが、いちごのビニールハウスです。
ビニールハウスの中は4棟が一続きになっていて大きな空間になっていました。そこに所狭しといちごの苗が植えられた台が縦に並んでいます。
ビニールハウスでいちごのもぎ取り方を教えてくれます。苺を取るときは引っ張るのではなくヘタの上のところをポキッと折ると簡単にとることができます。
また、苗が植えられている列は、列ごとに品種がそろっている形になります。品種は全部で4種類、
- 富士夏媛
- すずあかね
- 夏実
- 山梨06-23
です。この中でハウス入り口から見て左側にある06-23のコーナーは甘くて人気があるようで、かなりの苺が食べられてしまっているということでした。また、苺を食べるときは入り口から見て右側から左側に向けて進んでいくと、徐々に甘い品種になるので、甘さを楽しめるということでした。
ということで、ヘタを入れるためのプラスチックカップを持って、30分間のいちご狩りスタートです。(特に練乳などはありませんでした)
確かに甘いと言われていた列は真っ赤に熟した美味しそうな苺がさほど残っていませんでした。そこで、ビニールハウスの奥の方に行ってみると、真っ赤な苺がたくさんありました。苺がちょうどおへその上あたりの位置にあるので、かがまなくても苺をとることができて疲れません。途中まで何個食べたか数えていたのですが、夢中で苺を食べていたら途中で数が判らなくってしまって数えるのをやめました。
苺の苗はこんな感じになっています。さほど大きな苗とも思えないのですが、たくさんの苺がぶら下がっているのでなんとなく不思議です。
苗や花の周りには受粉させるためにハチが飛んでいます。ハチを驚かせたり意地悪をしない限りは刺されることはなさそうでした。
確かに06-23の苺は甘かったですが、それ以外のある場所に苺も十分に甘いです。確かに品種によって酸っぱさに違いがあったりもしましたが、どれも瑞々しい苺で練乳無しでも十分に美味しかったです。
最初は30分間というのは少し短いかな?と思っていたのですが、どんどん食べ進んでいると、15分くらいでお腹いっぱいになってきます。それでも更に食べていくと30分でギブアップになりました。前に来たお客さんは130個食べたそうです。30分間で130個ということは、13.8秒に1個食べている計算になるので私はそんなに食べられなかったと思います。
こちらが、ユニファームの公式サイトです。
いちご狩りは都留市のふるさと納税でも扱っていますが、ふるさと納税でなくても30分間で一人2000円程度で楽しめるようです。いちご狩りは7月から11月までです。時期によって価格が変動するようなので興味のある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
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