2024年の締めくくりは大晦日に深大寺に参拝しました。お昼過ぎに訪問したのですが、年越し蕎麦で深大寺蕎麦を食べに来る人が多いためか、駐車場も非常に混雑していました。今回は深大寺周辺でも比較的空いている調布市総合体育館そばの駐車場を利用しました。1月1日からの三ヶ日は1回500円の特別料金体系になるのですが、大晦日は1時間300円の通常料金です。(なぜ、混雑する三ヶ日に固定料金制にあえて変えるのか、その理由は今ひとつ分かりません。固定料金にすると長時間停める人が増えてしまうような気もします。もしかすると、出口でお金を徴収する人を配置して精算をやりやすくするためなのかもしれません。)
ここから歩いて10分弱で深大寺に着きます。調布市総合体育館から歩いていくと深大寺の北側にある小さな門が入口です。少し高台になっているので、とても眺めが良いです。
大晦日はとても天気が良くて暖かかったです。
北門のすぐそばには開山堂があります。昭和58年に新築されました。
開山堂の横には師弟句碑がありました。
開山堂からは階段と坂道を降りていくことで元三大師堂の前に出ます。こちらに、護摩、七五三、初参り等ご祈願の受付所があります。元三大師堂には慈恵大師(元三大師)像が安置されています。
そして、さらに少し歩くと本堂の前に出ます。
こちらは本堂になります。江戸時代の本堂が幕末の火災で焼失したあとに、大正8年に今の本堂が完成しました。すでにこの建物も100年以上の歴史があることになります。
本堂でお参りをして、山門を出て参道に行ってみました。やはり、年越し蕎麦を食べようと、たくさんの人が来ています。お蕎麦屋さんの入口には長い列ができていました。
持ち帰り用の蕎麦も販売されています。2人前で1200円くらいが相場になっていました。
調布市に住んでいたゲゲゲの鬼太郎の作者として有名な水木しげるさんも深大寺がとても好きだったとのことですが、こんな住宅地の中に自然が残されていることは本当に素晴らしいことだと思います。
参道にあった鬼太郎茶屋は布多天神社の参道へと移転しましたが、まだ建物自体は残っていました。やはり建物の老朽化はかなり進んでいました。
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