川崎市にある縄文天然温泉 志楽の湯というところに行ってきました。ナビで場所を指定してみると、環状八号線を使って、玉川インターチェンジを過ぎたあたりで右折、多摩川を渡り、現地を目指すルートが指定されたのですが、この日は瀬田の交差点あたりまでが大渋滞電波ずいぶん時間がかかってしまいました。
矢野口あたりまで行って、府中街道をひたすら真っ直ぐ行った方が時間的にはずいぶん早く着いたのではないかと思います。結局、渋滞の原因は中央分離帯の緑のメンテナンスをするための軽トラが止まっていることが原因でした。もう少し、道がすいている時間帯に実施してもらえれば良いのですがどうなんでしょうか。
志楽の湯に着いたのは午前11時ごろです。正直、住宅街の中で非常に分かりにくい所にありました。駐車場の入り口も目立たず分かりにくいです。わざと自然な雰囲気にして目立たないようにするコンセプトは分かりますが、場所を探しながらクルマを走らせるのは歩行者から見てもたいへんに危険ですので、改善の余地があると思います。
駐車場は舗装されていません。ウッドチップが敷き詰められていて、こちらも自然な雰囲気が強調されています。クルマをどの位置に止めれば良いのか目印が分かりにくい印象を持ちました。まだ、午前11時ごろの駐車場はそんなに混んでいませんでした。
建物の方に向かいます。玄関を入り受付に行きました。
受付にこちら(縄文天然温泉 志楽の湯(神奈川県川崎市) – ぽかなび.jp東京近郊版 – 日帰り温泉・スーパー銭湯・岩盤浴)から入手したクーポン券を差し出して、大人2人と伝えると、「割引が効くのはクーポン券1枚につき1人まで。ここに書いてあるでしょ」と、とても嫌な対応でした。もうちょっと言い方があるだろうと思いつつ、受付を済ませます。この受付にいた人以外は、すれちがう度に挨拶をしてくれたり礼儀正しかったので、全体の問題では無さそうです。
館内の案内は随所にあるのですが、こちらもあまり目立たないので、たとえばお風呂場に行こうとすると、きょろきょろと館内を見渡すことになります。すると、渡り廊下を通って別棟に行けば良さそうなことが判りました。
脱衣所のロッカーには100円玉が必要です。そしてお風呂の方はなかなか良かったです。内湯は手前に洗い場があり、カランがズラッと並んでいます。そしてその奥に水風呂、その奥に味噌樽風呂、ドライサウナ、そして最も奥にとても大きな浴槽があります。源泉100%の天然温泉です。浴槽の中心にはとても太い木の柱が立っています。これは諏訪神社の御柱祭にちなんだ御柱なのだそうです。
お湯の色は赤茶色、薄暗いので内湯で見ると非常に濃い色のように見えますが、露天風呂で見るとお湯の色はそんなに濃くないことが判ります。地下1300メートルからわき出す温泉です。周囲の岩のミネラルや海草、草木の成分などが溶け込んだ成分の濃い温泉というのがこちらの売りになっています。ナトリウムイオンや塩化物イオンが多く肌がスベスベになる効果があると書かれていましたが、確かに肌がスベスベになることがよく判りました。泉質はナトリウム塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性・温泉)です。
ドライサウナは意外と大きくて、10人くらいは一緒にサウナを楽しむことが出来そうです。でも、水風呂のサイズが小さくて、こちらは3人入るとぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。ちょっとバランスが悪いかもしれません。サウナにはテレビなどは設置されていません。施設のコンセプトからしてみればテレビを設置しないのは当然ということなのだと思います。
露天風呂は大きな浴槽が一つ、浴槽の外には小川がちょろちょろと流れています。岩が組み合わされていて、自分で座りやすいところを見つけてのんびりとお風呂を楽しむことが出来るようになっています。
休憩するところは、縄文元気処という暖簾をくぐってずっと奥の方に行ったところにあります。なんだか、「縄文元気処」から先は別料金のような雰囲気が漂っているので、暖簾をくぐりにくい感じなのですが大丈夫です。そのままずっと奥に行って別棟まで行けば女性専用のお休み処と男女両用のお休み処があります。ここは薄暗くて、リラックスできるような音楽が流れています。寝っ転がって静かに休む場所です。とても気持ちが良いです。眠くなくても眠れてしまいそうな雰囲気です。
食事処は蕎麦レストラン志楽亭というところが別棟にありますが、玄米のメニューを中心にした軽食であれば畳語らい処で食べることが出来ます。今回は玄米元気プレートを食べてみました。
こちらは今日の玄米菜食プレートです。
帰る前にもう一回お風呂に入ってから帰りました。最初に受付をしたときに嫌な思いをしましたが、それ以外はゆっくりとくつろぐことが出来て良かったです。
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