鎌倉に行った帰り道、以前から行きたいと思っていた湘南平に行ってみました。こちらは神奈川県の平塚市と大磯町の境にある標高181メートルの丘陵です。昔は泡垂山と呼ばれていました。子どもの森、浅間山、湘南平の三つからなる高麗山公園の中にあります。
公共交通機関を利用する場合は平塚駅北口からバスで約25分です。
あまり高くは無いのですが、付近には高い建物や高い山が無いので、とても良い展望がひらけています。
カーナビで湘南平を指定して向かったのですが、湘南平の麓の道で細い急勾配の道に曲がって上っていくように指示されました。湘南平にはバスも走っているので、こんなに細い道のわけがありません。
駐車場
付近を見てみると、そのまま湘南平へは真っ直ぐと道を進むように案内板が出ていましたので、カーナビは無視して、案内板の指示に従って走りました。すると、ずっと2車線道路のままで頂上近くの駐車場まで行くことが出来ました。
頂上に一番近い駐車場はそんなに広くはありません。ただ、この日はお客さんがそう多くなかったので、駐車場に空きがありました。こちらの駐車場がいっぱいのときには、その少し下にある公園の駐車場を使う形になります。
山頂にはテレビ塔とレストハウスがあります。そのどちらにも、展望台があります。まず、こちらがテレビ塔です。
そして、こちらがレストハウスです。
テレビ塔
最初にテレビ塔の方を上ってみました。こちらのテレビ塔は平塚テレビジョン中継放送所という名前が付いているようです。
このテレビ塔を上っていくと、展望台には周囲が金網で囲まれています。この金網にはたくさんの南京錠が付いています。「南京錠に恋人同士の名前を書いて施錠して鍵を捨てると長く結ばれる」という話しが多くの観光地にありますが、この話しが始まった場所がこの湘南平とされているそうです。
テレビ塔からの眺望
周囲は海から陸、山に至るまで、本当に景色が良いです。上の展望台は金網越しになってしまうので、下の展望台の方が眺めは良いと思います。
江ノ島や三浦半島まで見渡すことができます。
丹沢方面を眺めると大山を見ることができます。
レストハウス
続いてレストハウスにも上ってみました。こちらは本当に360度の方向がよく見えます。景色を見るならば、こちらのレストハウスの方がオススメです。東海道新幹線が走っているのもよく見えました。ひっきりなしに下り列車と上り列車が走っています。本当に日本の大動脈だと言うことがよく判ります。
箱根駅伝実況中継の準備
また、行った日は12月30日だったのですが、1月2日および3日に実施される箱根駅伝に向けて、日本テレビが中継の準備が実施されていました。確かにこちらであれば、箱根から東京まで見渡すことが出来るので、中継車からの電波を拾うにはとても良い場所なのだと思います。
テレビ塔の下には大きな仮設のプレハブまで建っていました。かなり大がかりです。いつも何気なく見ている箱根駅伝も裏側ではこんなに苦労しているのかと思い知らされました。
この湘南平では子どもも大喜びで遊んでいました。近くに来た際にはちょっと寄ってみるのも良いと思います。
【2020/09/21追記】
箱根駅伝と新型コロナウイルス
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で東京オリンピックをはじめとしていろいろな競技が影響を受けています。 箱根駅伝も現時点では開催されるかどうかが今のところは分かりません。また、箱根駅伝が開催されたとしても沿道における応援についても自粛が要請される可能性が高いです。
来年1月の箱根駅伝について、どんな対策が行われるのか、今後の動きを確認していきたいと思います。
【2021/07/11追記】
レストランFLAT
平塚市のふるさと納税をした際の返礼品として、湘南平山頂にあるFLATというレストランの食事券をもらいました。
先日、こちらのランチを食べに行った際のレポートをこちらにまとめました。
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