温泉博士の5月号についていた温泉手形を使って、埼玉県の神川町にある、湯郷 白寿という日帰り温泉に行ってきました。
関越道の本庄児玉インターチェンジから一般道を10Kmほど走ったところにあります。こちらの施設は午前10時にオープンするのですが、現地に着いたのは、その15分後くらいでした。
それでも、建物に近い駐車場にはたくさんのクルマがとまっています。
クルマを停めたあと、館内へと入りました。靴を入れるロッカーは無料で、受付に預ける仕組みになっています。受付で温泉手形を提示すると、引き換えに脱衣所のロッカーをわたしてくれました。通常の入館料金は大人700円、子供400円です。
湯どころは二階
そのまま、二階にある湯処へと向かいました。
脱衣所は縦三段でたくさんのロッカーが並んでいます。指定されたロッカーを探して、利用します。
温泉ソムリエの家元さんがオススメする入浴5箇条が紹介されていました。
・入浴前後に一杯の水を飲むこと
・入浴前には足先など心臓の遠くから順に十分なかけ湯をすべし
・頭には濡れたタオルをのせるべし
・一気に長湯せず分割浴をすべし
・疲労回復にはひざ下の温冷交互浴が有効なり
温泉
お風呂の方は、内風呂には大きな温泉の浴槽が一つ、露天風呂にも大きな温泉の浴槽が一つです。ただ、露天風呂の方は東屋で日陰になっている部分があったり、浅瀬になっているスペースがあったりします。
この浅瀬のスペースは胡座をかいて座っていても良いようですし、また、木の枕が置いてあったので、寝湯として楽しんでも良いようです。
特筆すべきは、温泉の成分がとても濃い点です。まるで、泥水の中に入るがごとくの雰囲気です。浴槽の岩や、お湯がオーバーフローしている部分は全体に析出した温泉成分が地層のようになってこびりついています。泉質は、ナトリウム-強塩化物強塩泉、塩分がとても強いようです。温泉の成分は最低基準の31倍と紹介されていました。しかも、源泉の成分が濃すぎるので加水をしたあとで、31倍とのことです。
温泉の温度はそれほど高くなってないので、のんびりと長湯が楽しめるようになっていました。ただ、お風呂から上がったあとも、いつまでも身体がポカポカとしていますので、保温効果は無茶苦茶に高いのではないかと思います。
洗い場の数も十分にあり、また、シャンプーなども完備しています。サウナなどの設備はありませんが、温泉をじっくりと楽しむためには、これで良いのだと思います。
休憩スペース
お風呂のあとには、Ⅰ階の休憩室に行きました。こちらはごろ寝が出来るところ、応接セットが置いてあるところ、リクライニングチェアがあるところ、そしてマッサージチェアがあるところなど多岐にとんでいます。
マッサージチェアについては無料で利用することが出来ます。
こちらが、ごろ寝が出来るスペースです。
休憩スペースにはコミックや雑誌などが準備されていました。
こちらは応接セットです。
マッサージチェアで全身マッサージをしたあとに食事処へと向かいました。少し長くなってきたので、次のエントリーに続きます。
こちらの癒合 白寿は特に休憩スペースの設備が充実しているにもかかわらず、そんなに混雑していないので、のんびりとくつろぐことが出来ます。良い日帰り温泉だと思います。
【2023年5月29日追記】
おふろcafeとしてリニューアル
もともとは昭和レトロ感が漂う日帰り温泉施設でしたが、関東などで「おふろcafe」を運営している温泉道場が入ったことにより、こちらの施設も主に休憩施設や食事処を中心にリニューアルされました。
休憩施設はたくさんのコミックや雑誌が壁一面に置かれていて、休む場所も今風の雰囲気になっています。
ただ、漫画喫茶代わりに長時間利用する人も増えてしまったので、週末などは大変な混雑になってしまうことがあります。
おふろcafeになってからのレポートはこちらになります。
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