諏訪湖のほとりで噴き上がる間欠泉を見学

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諏訪湖のほとりにある間欠泉センターへ行きました。間欠泉センターのすぐ近くに大きめな足湯の施設があります。その足湯にのんびりとつかっていると、午前11時の間欠泉が噴き出す時間が近づいてきました。足湯から出て、間欠泉センター前にある吹き出し口の横まで行きました。

外がとても寒かったので、センターの建物の中に入ってみました。どうも、二階や三階からも見物することが出来るようです。

諏訪湖の間欠泉に関する案内がありました。

温泉採掘中の昭和58年に噴出した間欠泉は50メートルまで自噴していましたが、次第に間欠泉の自分間隔が長引くようになって、やがて自噴が止まってしまいました。現在はコンプレッサーで圧縮空気を送って上部の蓋状になった冷えた温泉を取り除くことで間欠泉を噴出させています。地震等の地殻変動が起こるとその影響により噴出高が上下しましたが現在は5メートルほどの高さになっています。

三階に行ってみました。こちらのフロアーでは諏訪湖で実施される花火を記念した展示が行われています。諏訪湖側の展望コーナーに行くと、なんだか窓ガラスが曇っていて今ひとつくっきりとは見えません。

そこで、二階に行ってみました。こちらは座るための椅子も置いてあってガラスも綺麗です。間欠泉が噴き上がるところは意外と人工的な作りになっていました。

こちらは空に打ち上げる花火そのものです。こんなに大きなものが飛んでいくというのは驚きです。

今回は二階から間欠泉の噴き出しを見物することにしました。建物の中は暖かくてありがたいです。

諏訪湖の上にはもくもくと雲が張り出してきています。

間欠泉のところに変化が出始めました。最初はポコポコとお湯が出ていました。

やがて噴き出す量が増えてきます。それに伴い湯気の量もふえました。

そのあと、数メートルの高さまで上がりました。ここまで来ると周りは水蒸気でいっぱいで、何も見えなくなってきます。

景色が真っ白になってしまいました。

徐々に噴き出すお湯の量が減ってきました。湯気もなくなるので景色がまた見えてきます。

また、チョロチョロとした量になって、エンディングを迎えます。できれば、自然に噴出していたときの映像も見てみたいと思います。

【2020/08/21追記】

間欠泉センターの二階は諏訪エリアでロケされた映画を紹介するコーナーがオープンしています。私の好きな、「いま、会いにゆきます」の紹介をするコーナーもありました。映画の中で出てきた廃工場は今はありませんが、そこにあった貴重な品物の展示もあります。間欠泉センターの二階にこんな展示があるのかと驚きました。こちらで紹介しています。

【2024/02/18追記】

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間欠泉が噴き上がらなくなりました

先日、諏訪に行く機会があったので間欠泉センターにも寄ってみました。すると、残念なことに令和4年3月中旬から間欠泉の噴出がなくなってしまっていました。現在は噴出口からチョロチョロと天然の温泉が出ています。再開時期は未定のことです。

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