草津温泉の大滝乃湯で朝から白濁した酸性の温泉を楽しんだ後、昔からいつかは行ってみたいと思っていた、沢渡温泉というところに行ってみました。(大滝乃湯のレポート:草津温泉の大滝乃湯)
☆沢渡温泉のホームページ
こちらの温泉は肌に対する効能が高いと言われていて、その美肌効果は「一浴玉の肌」と呼ばれています。草津温泉で強酸性の湯治で荒れた肌を治す「草津温泉の仕上げ湯」として、昔からよく知られていました。しかし、鉄道が出来た後はこちらを回って行く人が減ってしまったために少し寂れてしまったようです。
草津温泉からは暮坂峠というところを通っていけば近道です。県道55号線を走っていってみると、暮坂峠の手前で「通行止め」の標識が出ていました。前週に大雪が降ったので、まだ除雪が追いついていないようです。来た道を引き返して、八ツ場バイパスの方をグルッと迂回して中之条から四万温泉に向かう道を通って沢渡温泉に向かいました。最初はナビでは12時40分頃につく予定だったのですが、実際に着いたのは13時30分頃になってしまいました。暮坂峠を通る場合には事前に交通情報を確認しておいた方が良さそうです。
☆JARTIC 交通規制情報 / 群馬県
駐車場は共同浴場の建物の横に数台分のスペースがありました。少し離れたところには「せせらぎ公園」というところがあり、そこにも駐車場があります。今回は共同浴場の横にある駐車場に空きスペースがありましたので、クルマを停めることができました。駐車場には沢渡温泉の遊歩道案内図がありました。
しかし、遊歩道の入り口は雪で埋まっていて、進むことはできません。
受付で会計をして建物の中に入りました。入浴料は大人300円、子ども200円です。
脱衣場にはとても立派な体重計がありました。
ちゃんと、貴重品ロッカーもありました。
浴室内には浴槽が二つあります。奥の浴槽は少し温度がぬるめになっていました。手前の浴槽はとても熱いです。
温泉のお湯は無色透明なのですが、ぬるい方の浴槽には白い湯の華がたくさん舞っていました。源泉の注ぎ口にはコップがあります。こちらのコップで飲泉をしても良いようです。飲んでみると、そんなに嫌な味ではなく、少しゆで卵のにおいがするトロッとした感じの舌触りの温泉でした。
こちらが成分表です。泉質はカルシウム-ナトリウム-硫酸塩-塩化物温泉です。
コメント