奈良井宿の圧倒的な宿場町のスケールに驚きつつ散策したあと、駐車場に戻る途中で、Cafe深山というところに寄りました。
こちらの100年前のライスカレーというメニューが気になったためです。
午後2時ごろだったのですが、店内は比較的混雑していました。テラスに面している方の窓際の席に空いているテーブルがありましたので、そちらに座りました。
さっそく、100年前のライスカレーを注文しました。
待っている間に店内を見渡してみると、昔の小学校を思い出すような内装でした。
木造の落ち着いたデザインの内装ですが、カジュアルな椅子が置かれていて対比が面白いです。
そうこうするうちに、100年前のライスカレーが運ばれて来ました。こちらになります。
薬味はラッキョウ、福神漬け、セロリでした。
野菜は溶けてしまっているせいか、見当たりません。肉は牛のすじ肉のような感じです。かなり長い間、煮込んでいるのでしょうか。調べて見ると、カレーの仕込みには5日間ほどかけていて、肉や野菜などをじっくり炒めたり煮込んだりして作られているそうです。100年前のライスカレーとなぜ名付けているかというと、1903年の家族乃友紙に載っていたレシピに従って作られているとのことでした。
カレーの味は特に辛いようなこともなく、マイルドな味でした。
窓の外をふと見ると、トロッコ列車が置いてありました。屋根が無いので痛んでいるのが気になります。
奈良井宿散策のあとにゆっくりとくつろぐには良いお店だと思います。
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