奈良井宿で圧倒的なスケールの宿場町を散策したあと、少し遅めのランチを食べて、山を越えて伊那の方にある「かんてんぱぱガーデン」という1989年に開設されたところへと行きました。こちらの施設は「かんてんぱぱ」のブランドで有名な伊那食品工業という会社の本社のまわりにある施設になります。もともとは働く社員のために緑のある快適な職場環境を作ろうということで庭園を整備していましたが、そこに観光客も来るようになり、レストランやショップ、かんてんぱぱホールなどの施設が整備されていきました。
8月12日ということでお盆シーズンでしたので駐車場はどこもかなり混雑していました。今回はショップに近いと宣伝されていた南駐車場までグルリと回ってクルマを停めました。こちらはさほど混雑していませんでした。
南駐車場から直接、かんてんぱぱショップに行きました。寒天が材料となっている色々な食品が販売されています。
体脂肪1kgの衝撃
そんな中に体脂肪1Kgという標本が置いてありました。意外と凄い量なので驚いてしまいました。
800Kcalを消化してなんとか脂肪100gが無くなると言われていますが、800Kcalを消化するのも結構激しい運動を1時間以上しなければいけません。その10倍の努力をしないとこの1Kgの脂肪をやっつけることはできません。
寒天由来の商品でカロリーセーブ
逆に食べるものを寒天由来の食品にしてカロリーセーブすれば運動をするよりはずっと手軽に脂肪を落とすことかできる可能性があります。そんな健康ブームにあやかって伊那食品工業は急成長しました。
寒天というとどちらかというと地味な印象を受けるのですが、健康とうまくかけあわせて会社を成長軌道に乗せたというのは、凄い手腕だと思います。
寒天関係の商品の写真を一部だけ撮って来ました。こちらは寒天ゼリーです。
寒天ドリンクです。
スープです。
かんてんぱぱショップの奥には飲食コーナーがあり、試食用の寒天ゼリーを食べることができるようになっていました。
寒天の展示
こちらは黄色い、さらし天草です。
海で採った天草を乾燥させるとピンク色になるそうです。
こちらは手作りパパ寒天です。
寒天関連商品
かんてんクックです。
寒天蜂蜜です。
こちらがかんてんぱぱショップの外観です。
ひまわり亭
隣接する雑貨ショップの奥にひまわり亭というレストランがありました。
こちらにも寒天麺などの寒天由来の商品が一部扱われています。
こちらは寒天麺のメニューです。
ナシゴレンとオムライスです。
ひまわり亭から外に出て歩いていると少しリゾートみたいな雰囲気が漂っていました。
「さつき亭」は寒天料理のレストランです。
歩道橋を渡って道の反対側に向かいます。
こちらが、かんてんぱぱガーデンのクルマの入口になります。
伊那食品工業本社
こちらが、伊那食品工業の本社です。意外と建物は小さいです。
芝生の広場もありました。
ミュージアムがあります。こちらでは。野村陽子さんという方が描かれた植物細密画という珍しい分野の絵が展示されています。写真よりもリアリティがあると言えば良いでしょうか、本当に細かい部分にまで精密に描かれています。その細かい描写は肉眼でもよく分からないので、ルーペまで置いてありました。
栃の木という、お蕎麦屋さんもありました。この日は臨時休業日でした。
かんてんぱぱホールでは、美術作品の展示をしていました。
かなり広い敷地で歩いていると良い運動になりました。標高も高いところにありとても涼しかったので、こちらの施設内でゆっくりと時間を過ごしても良いと思います。
【2024/02/18追記】
モンテリイナ
この記事を公開してから10年ぶりに、かんてんぱぱガーデンに行く機会がありました。モンテリイナという新しい施設がオープンしていました。建物の中はベーカリーやカフェスペース、伊那周辺の特産品やかんてんぱぱの商品が販売されています。
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