群馬県の尾瀬に近い老神温泉というところに、餃子の満州が運営しているという温泉旅館があるということを知り、ゴールデンウイークに行ってみました。
東明館という旅館で昭和5年に創業した歴史のある宿です。しかし客足が悪くなり宿を廃業しようとしたさいに、この地の出身である餃子の満州の会長が東明館を買収して平成22年にリニューアルオープンさせました。それ以来、365日同一料金の1泊朝食付き5900円、素泊まり5100円という安い宿泊料金と本格的な温泉、綺麗な館内に人気が集まり、週末は予約で満杯になっています。
熊谷からずっと北上して、太田、大間々を通って渋滞している関越や国道17号を避けるようにして行きました。ずっと一般道でしたので、都心から4時間ほどかかりました。
11時頃に東明館に着きました。レストランは11時30分の開店、日帰り温泉は12時受付開始です。駐車場はとても広くて停めやすかったです。
老神温泉を少し散策した後、レストランが開く頃に東明館に戻りました。日帰り温泉、お食事のみのお客様も歓迎です。
まだ、11時30分になっていませんでしたが、ロビーで待つことがきでました。こちらが餃子の満州の入口です。この入口の前が旅館のロビーです。
日帰り温泉の受付が始まる12時までの時間を使って、餃子の満州でお昼ご飯を食べました。こちらは別のエントリーで紹介します。
昼食が終わったあとは旅館のロビーで会計をしたあと、温泉に向かいました。老神温泉に入浴するのはこれが初めての経験です。どんな温泉なのかが楽しみです。
受付ロビーがあるフロアは二階ですが、お風呂は一フロア下の1階にあります。
1階に下りてみると、一覧端っこに温泉のマークが見えました。
餃子の満州と温泉という組み合わせがおんとなくおもしろいです。こちらの温泉は、単純硫黄温泉で加水、加温、循環無しの源泉掛け流しでした。
脱衣所にはロッカーがありませんでした。貴重品類は二階のロビーにあるロッカーを使わなければいけません。また、二階まで戻りました。
浴槽は内風呂に一つ、露天風呂に一つあります。温泉は少し白濁していて、あたりには硫黄の匂いがたちこめていました。Phは7.8です。お湯の色は白色に見えたり緑色になったりすることもあるそうです。源泉は老神温泉3号泉という東明館専用の場所を利用しています。黒い湯の華が少し漂っていました。こちらの源泉は以前は川底から自噴していたそうです。しかし、下流にダムができてからはポンプでお湯を引き上げています。
こちらが内湯です。(画像は公式サイトより)
こちらが露天風呂になります。
温泉に入ってみると、確かによく温まり、身体がポカポカとしてきます。
露天風呂からの景色も素晴らしいです。
お風呂から上がったあとは並びにある休憩コーナーで休みました。広い部屋で座敷もありますので、寝転ぶことができます。また、冷水機や有料のマッサージチェアもありました。
こちらの座敷、清潔でついつい横になってしまったところ、数十分間、うとうとしてしまいました。
【2024年8月11日追記】
デイリーポータルZでも東名館の記事が掲載されました。
田舎の温泉旅館とぎょうざの満州の組み合わせはやっぱり話題性が高いと思います。
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