地域のために時を刻んだ野良時計を見学

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高知県安芸市の岩崎弥太郎生家を見学した後、近くにある野良時計というところにも寄ってみました。

昔、一軒一軒に時計が無かった頃、地主さんの家に時計を設置したのだそうです。明治時代に作られました。周囲の人が田園で農作業をするときに、この時計で時間を知ることができたのだそうです。

時計は北側に面した正面と東側、西側の三面にあります。作られた当時は三面が同時に動いていたそうです。その後、正面のみが動いていたようです。私たちが見学した時は、どの面も時間がずれていました。

時計を管理する人がいなくなった平成16年に時計は止まってしまい、平成17年に再稼動しました。

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ただ、こちらを見ると、常に時計は動いているわけではないようです。

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Web高知−土佐路ぶらり−野良時計
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こちらが北側の正面と東側になります。

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道の向かい側から離れて見てみました。

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こちらは正面から見た写真になります。

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残念ながら建物の中に入ることはできませんが、外から見るだけでも十分にその存在感を感じ取ることができます。個人宅にこれだけの時計を設置しようと当時考えたことは素晴らしいことだと思います。

こちらの櫓時計、地主であった畠山源馬さん(当時11才)の手作りだと言われています。源馬さんは父親からもらったアメリカ製の8角の柱時計に興味を持って、その時計を分解して仕組みを理解したそうです。その源馬さんが地域のためにすべて手作りでこの櫓時計を制作したと言われます。

なお櫓時計がある建物の隣には「高園茶屋」という喫茶店があります。こちらも昭和レトロを感じられる喫茶店のようです。私は時間があまりなかったので寄りませんでした、こちらの記事を見ると気になる喫茶店です。

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高園茶屋 (安芸/日本料理)
★★★☆☆3.23

また、高知に行く機会があったら高園茶屋にもよりたいと思います。

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