江ノ島から稲村ヶ崎の駐車場に戻る途中、腰越の駅まで歩いてみました。江ノ電の江ノ島駅と腰越駅の間には道路との併用軌道があり、とても珍しいです。この日は車でも併用軌道を走りましたが、稲村ケ崎駐車場に車を停めた後に歩いて通ってみました。
車の誘導員
車で通ったときに思ったのですが、道路と線路が一緒になる部分や併用軌道にはたくさんの誘導員の人がいます。この区間だけで相当の費用がかかっているのではないかと思います。これで江ノ電は採算が取れているのか不思議だったので調べてみると、Yahoo!知恵袋に同様のQ&Aがあり平成18年度の営業係数が86.3、100円稼ぐのに86.3円ということなので黒字ということになります。地方ローカル線とはいえ、沿線に観光地を多く抱えているのでそれほど営業は苦しくないのかもしれません。
江ノ島ビュータワー
江ノ島ビュータワーという昭和レトロな建物があり、その一階のラーメン屋に掲げられている「名物江ノ島らーめん」という看板は以前から気になっています。その名も「花みずき」です。
江ノ島ビュータワーには各階に個性的なお店が集まっているようなので、機会があれば行ってみたいと思います。
こちらが、道路と江ノ電の軌道の併用区間です。江ノ電の線路は単線で、左右にクルマの退避スペースがあります。電車が近づいてくると係員の人から左に寄るように促されます。黄色いエリアに車体がかかっていなければ大丈夫です。
江ノ電と道路の併用区間
下の写真では向こうから電車が近づいてくることがわかります。
電柱と電柱の間は路側帯まで含めれば何とか車を隠すことができるので、ぎっしりと車が並びます。そんなクルマの横をギリギリのところで江ノ電の電車が走っていきます。
電車が行ってしまえば、またクルマが電車の軌道の上を走ります。
また、逆からも電車が来ました。
腰越駅の手前で江ノ島が見えました。
江ノ電 腰越駅
こちらが腰越駅です。ここから、線路は道路から離れて、専用軌道になります。電車が近づくと案内標識に「電車接近」という電光掲示が行われます。
腰越駅のホームに立ってみました。
線路の上に黒いクルマが停まっています。前が進まないので、軌道上に止まってしまったようです。
電車が警笛を鳴らして近くで止まりました。その後、黒いクルマも前に進むことができて、電車がやってきました。
江ノ電は家と家の間をぬうように走ったり、道路の真ん中を走ったりして、見所が多い鉄道だと思います。
【2023/01/14追記】
腰越から江ノ島まで散策
また、江ノ島に行く機会があったので、江ノ電を腰越駅で降りて、江ノ島まで歩いてみました。こちらが腰越駅になります。ここから江ノ電と道路の併用区間が始まります。
信号機の電気が点灯していません。
周りの店舗の人も何があったのか不安そうに道路に出てきていました。店舗の電気もついていません。
何があったのか調べてみると、腰越地区だけピンポイントで停電になっていました。
停電の対応のためだと思うのですが、パトカーが急行してきました。
こちらの線路は急カーブになっています。日本の鉄道の中で最も急なカーブになっています。
このカーブを通り抜けるために江ノ電の電車は連接車の構造をとっています。
カーブを描いていきます。
腰越周辺が停電になっていることもあって、電車は警笛を鳴らしながら走行していました。
こちらの江ノ電公式Twitterの動画も面白いです。
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