先日、都留市に行った際に「おむすびのおおみや」というお店に行きました。場所は秋山から都留に向かって通る道(県道35号四日市場上野原線)を真っ直ぐに行って、国道139号線との交差点(禾生第一小前)角にあります。車は数台停めることができます。看板には「おむすびや」と大きく書いてありました。
「禾生」の「禾」は稲という意味で、稲がよく育つ場所だったことから「禾生(かせい)」とこの地域は呼ばれています。稲がよく育つ場所の元お米屋さんが作るおむすびです。
富士急行線の禾生駅(かせいえき)からも近い場所です。営業時間は午前6時から午後2時まで、特に朝のお出かけ時に購入していくお客さんとランチどきのお客さんに向けて営業をしているようです。
もともとはこちらのお店はお米屋さんだったそうです。ただ、最近はお米の消費量が減ったほか、スーパーや通販で買う人も増えたので業態を変更したのでしょうか。お米のことを知り尽くしているので、おむすびが評判になるのも分かります。(山梨放送のテレビ番組を見ていると、札幌のお結び屋さんで修行をしていたと紹介していました)
店内の平台の上にはお弁当が沢山並んでいるほか、ショーケースにはお握りの具材が所狭しと並べられています。
この具材の中から注文したいものを頼むと、目の前でおむすびを握ってくれる仕組みになっています。
おむすびの値段は高いものでは、すじこが430円、たこ唐揚げが400円、ジャンボ海老が320円、はらすが230円、紀州梅が200円、チキン唐揚げが200円などとなっています。
ポピュラーな、さけ、明太子、たらこ、ねぎ味噌、わさび菜、高菜、岩のり、ツナ、昆布などの具材は170円でした。
塩おむすびは120円です。
今回は変わった具材で「しじみ」170円を注文しました。
おむすびの形は俵型です。普通のおむすびよりも大きめなのでボリュームがあります。
円筒形に海苔が巻いてあるので、どちらかから食べると下からご飯が落ちてしまいそうになるので、気をつけながら食べます。
握り方はふんわりとしていて、優しい感じです。形を整えているだけで握らないのだそうです。具材の味と米の美味しさがマッチしていて、なんだが何個でも食べることが出来そうなおいしさでしたが、このあと、デザートビュッフェに行く予定だったので、一つでグッと堪えました。
これだけ美味しいおむすびは、なかなか食べられないような気がします。きっと、おむすびにあったお米の品種選びからお米の炊き方、そして握り方まで、いろいろな拘りがあるのでしょう。
ごちそうさまでした。
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