シルバーウイークの最終日に山梨県都留市にあるリニア見学センターまで行ってみました。朝起きた時点で渋滞情報を確認してみると中央自動車道は全く渋滞していないようです。シルバーウイーク最終日は遠くから帰ってくるか、もしくはあまり遠出をしないでのんびりしようという人が多いためでしょうか。
大月インターチェンジから移動
中央自動車道が空いているのであれば、調布から大月まで中央自動車道で行くことにしました。朝8時少し前に自宅を出たのですが、リニア見学センターには午前9時過ぎには着いてしまいました。確かに中央道は空いていて、渋滞箇所は一カ所もありませんでした。大月インターチェンジから国道20号、国道139号、そして大原橋東の信号で右折というルートになります。インターチェンジから見学センターまではクルマで15分ほどでした。
リニア見学センターに到着
駐車場は当然完備されていて入館料も無料です。朝は9時から開館していますので、ほぼ一番乗りになりました。9時30分頃になると大型観光バスが何台か着いて、センターの中が混み始めました。休日はリニアモーターカーの走行実験は行われていません。実験日についてはセンターの公式サイトで確認しておくと良いと思います。(山梨県/山梨県立リニア見学センター)
見学センターは3階建てになっています。1階は売店と事務室、2階は展示室、3階は展望室という構成になっています。
下の写真は駐車場から見学センターに向かって歩いているときに撮影した写真です。左側にあるのがリニアモーターカー模擬車両で、車内ではリニアモーターカーに関する映像を見ることが出来ます。
模擬車両の中は新幹線のような座席が8席、あとは小さな椅子がいくつか置かれています。そして、ここでは3分間の映像を見ることが出来ます。
リニア実験線の見学
3階の展望室からはリニア実験線をよく見渡すことが出来ます。上の写真では茶色い橋が見えますが、これはリニア実験線が中央自動車道をまたがっているところです。中央道の大月・河口湖間を走っていると、この橋が見えますので、知っている方も多いのではないでしょうか。
また、3階にはリニアモーターカーの模型も展示されています。
そして、2階の展示室では、リニア実験線の全線のジオラマやリニアモーターカーがどうやって走るのかを解説するパネルの展示などがあります。
1階の売店にはリニアモーターカーに関するグッズがたくさん売られていました。4500円のネクタイピンが期間限定特価の1000円で売られていました。少し微妙な感じです。
【2009/10/13追記】
リニアは東京と大阪の間がわずか67分
今日の報道でJR東海の事業計画が紹介されていました。これによると、リニア新幹線では東京と大阪の間は最短で67分間で結ばれることになるそうです。こんなに早かったら、もはや、東京と大阪の間の移動では飛行機という選択肢はなくなるでしょう。事業費は8兆4400億円です。しかし気になる開業時期は2045年を目処にする発表にとどまっています。あと30年以上先です。すでにリニア実験線が出来ていて有人の実験まで行われているのに、何故開業までに30年以上もかかるのでしょう?
【2019/08/12追記】
見学センター近くに道の駅つるが開業
先日、都留に行った際に、道の駅つるという施設を見つけました。
リニア新幹線の近くになります。一緒に寄ってみてはいかがでしょうか。
【2021/05/17追記】
ドラマ「にじいろカルテ」のロケ地も近い
高畑充希さんが主演したドラマ「にじいろカルテ」のロケが行われた旧尾県学校がこのすぐ近くにあります。
【2023年2月26日追記】
わくわく山梨館を訪問
十数年ぶりにリニア見学センターに行ってみました。道の駅つるを通り過ぎて、リニア見学センターの駐車場に着きました。とても広い駐車場が整備されていました。
順路通りに歩いていくと、「わくわく山梨館」という施設がありました。リニア見学センターは有料ですが、こちらの、わくわく山梨館は無料でした。
最初に三階の展望室に行ってみます。すると、リニア実験線を見渡すことがきでました。
今日はリニア新幹線の走行実験を行っているようです。
通過する時間は分からないと書かれていますが、こちらのモニター画面を見ると、いつ頃来そうか予測が付きます。
リニア新幹線が走ってきました。あっという間に通り過ぎてしまいます。
しばらくすると、折り返してリニア新幹線が戻ってきました。
二階には山梨の観光パンフレットなどが豊富に置かれていますので、旅行の計画にピッタリです。
一階は売店があります。
初めて走っているリニア新幹線を見ることができました。
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