2023年3月25日(土曜日)に山梨県富士川町の大法師公園(おおぼしこうえん)に行ってみました。中部横断自動車道の増穂インターチェンジから車で10分ほどの場所にあります。
大法師山の小高い山頂がサトザクラ、しだれ桜で春は淡いピンクに染まり、花見の名所(山梨県唯一の日本さくら名所100選)となっています。また、ちょうどこの日から第42回大法師さくら祭りが開催されていました。
開催時間は午前9時から午後10時まで、暗くなったあとはライトアップが行われます。駐車整理料として、普通自動車だと1台500円が徴収されます。
規制エリアがあり、その規制内では一部の道が一方通行となります。係の人が誘導してくれます。
残念ながら訪問した日は雨が降っていたのですが、お客さんはあまり来ていなかったので、とても空いていました。
駐車場に車を置くと、その周りにもたくさんの桜の木が植えられていて、満開になっていました。
本当は遠くの山並みが見えるのですが、この日は曇っていたので眺望はあまり良くなかったです。
山の中腹までしっかりと桜が植えられていることが分かります。
園路を歩いて行きます。いっぱいの桜が綺麗です。
どちらを向いてもサクラがあります。
今でも桜の植樹が行われているので、桜の木の数は増え続けているようです。
広場のようになっている場所には、たくさんのキッチンカーや露店が出ていました。また、テントが張ってあるので、雨の日でも雨に濡れずに食べたり休んだりすることができます,
この露店の中に、富士川町の十谷集落に伝えられている郷土料理、「みみ」を販売しているところがありました。
小麦粉をよく練って薄くのばし、3cm四方くらいの正方形に切り、一方の隣り合った2つの角をつまんでくっつけて「蓑」の形を作ります。
一杯400円だったので買ってみました。こちらが「みみ」です。
煮干しで出汁をとって鍋でゴボウ、大根、里芋、カボチャ、人参などを一緒に味噌で煮込みます。
みみはお正月やお祭りなどで大勢の人が集まるときに作られました。
ごちそうさまでした。
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