大井川鐵道の門出駅に併設されているKADODE OOIGAWAのあと、大井川を上流へと車でドライブしながら千頭駅へと向かいました。大井川鐵道は家山駅から千頭駅までの区間が台風の影響で区間運休をしていますが、国道473号線は家山駅まで行くことができません。大井川の対岸の道を使って上流に向かいました。
家山駅を過ぎてさらに千頭駅に向かって車を走らせていると、「道の駅フォーレなかかわね茶茗館」というところがあったので、こちらで休憩をしました。
川根茶の名産地である川根本町を訪れた人々に、楽しく、くつろいだ気分で川根本町に関する知識を深めてもらおうと誕生したのが茶茗舘です。川根本町名物のお菓子をお茶うけに、お茶を堪能できる茶室が大きな施設の特徴です。
開館時間は午前10時から午後4時半までです。
茶茗館ではお茶とお菓子のセットを300円でいただくことができます。
観光地にありがちな顔出しパネルもありました。SLから顔を出す機関士さんとお茶摘みの人の顔にはめられます。
入館は無料ですが、たいへんに特徴的なのはお茶のセットを300円でいただける点です。2つのメニューから選ぶことができて、一つは川根煎茶のセット、もう一つは川根紅茶のセットです。
川根紅茶は川根産100%のべにふうき紅茶です。香りがよくすっきりとした軽い渋みが特徴です。紅茶のセットを選んだときにはロビーのテーブル席でいただく形になります。
一方で川根煎茶のセットを選ぶと、川根本町の無垢材をふんだんに使った木の香漂う和室で川根茶をいただくことができます。
こちらが茶室です。とても落ち着ける空間です。
和室からはきれいに手入れされた日本庭園を見ることができます。
こちらが川根茶のセットです。お茶室の雰囲気も含めて、とても300円のセットとは思えません。
もちろん、こちらは川根茶です。
お菓子も美味しそうです。
お茶の淹れ方は丁寧に教えていただけます。
この日は週末にも関わらず、とても空いていました。道をクルマで走っていると、どんな施設か分からず通り過ぎてしまうことが多いと思うのですが、必見の施設だと思います。
ごちそうさまでした。
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