「胡麻豆腐」には「大豆」が使われていないことに驚き

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胡麻豆腐

先日、テレビを何気なく見ていると、胡麻が健康に良いことを紹介する番組が放送されていました。やはり胡麻の中に含まれている抗酸化物質であるゴマリグナンが体内の活性酸素に働きかけて、老化現象を抑えることができるということです。そんなに美味しい効果があるならば胡麻をたくさん食べようと思っても、なかなか胡麻をたくさん食べられるような食品は少ないのが現実です。基本的に胡麻は振りかけて使う程度の用途に限られるためです。

そんな中でお勧めなのが「胡麻豆腐」なのだそうです。胡麻豆腐というと精進料理のイメージがあり、あまり食卓に出てくることがないのではないでしょうか。しかし、今ではスーパーマーケットでも比較的安価に胡麻豆腐が販売されています。この中には胡麻の栄養がたっぷりと含まれているのだそうです。

もっとも驚いたのが、胡麻豆腐の原料は基本的には胡麻と葛粉のみであることです。普通の豆腐と同じように大豆が主原料で少しの胡麻が混ぜられているだけのものと今まで思っていました。市販の胡麻豆腐の原材料を見ると、胡麻や葛粉以外に大豆が入っている商品もありますが、確かに大豆が入っていない商品も見つけることができました。(ちなみに玉子豆腐もタマゴを豆腐のように仕立ててあるだけで、原材料は玉子と出汁、そして調味料となっており、大豆は主原料ではないのだそうです)

先日、山梨県の富士河口湖町に行った際にスーパーマーケットで相模屋の豆乳で作った胡麻豆腐を買いました。ただ、こちらの商品は家に帰ってから原材料を確かめてみると、「全粒大豆、果糖ブドウ糖液糖、ごま、寒天、食塩、ゲル化剤、乳化剤、消泡剤、凝固剤」となっていました。こちらは残念ながら葛を使った胡麻豆腐ではなかったようです。「豆乳で作った」と書いてあるので、大豆から作られているのは当然だったかもしれません。相模屋のホームページでもこのように書かれていました。

一般的に胡麻とうふは“とうふ”と言いつつも、大豆ではなく葛などの澱粉からつくられています。相模屋の『豆乳でつくった胡麻とうふ』は、“とうふ屋”がつくる「胡麻とうふ」。だから「豆乳」を使ってつくり上げました。ほんのり甘くスプーンでそのままお召し上がりいただけ、おやつにも最適!。

今度はスーパーで原材料をしっかりと見て葛を主原料で利用した胡麻豆腐を購入してこようと思います。

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