【休館中・移転決定】川崎市中原区の多摩川沿いにある川崎市民ミュージアムを散策

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川崎

 城南島海浜公園に行ったあと、帰り道から少し入ったところにあった川崎市民ミュージアムに行ってきました。川崎市市民ミュージアムは1988年(昭和63年)11月に開館しました。非常に立派な施設です。市民ミュージアムでは都市の発展過程やそこにおける文化を見つめて考えるための資料や作品を収集し展示しています。

 府中街道を川崎から府中に向けて走っているときに、等々力のあたりで、右に曲がって、等々力緑地の横の道を走っていきます。そして、川崎市民ミュージアム入口という信号で曲がり少し走ると駐車場の入口があります。最初の2時間で400円という料金体系でした。

 駐車場は空車の表示でしたが、かなり混んでいました。グルッと回った後、ようやく空いているところを見つけてそこにラフェスタを停めます。横には黄色い柵が立っていて、バックで駐車するときにぶつけてしまいそうで非常に怖いです。向かい側にあった柵は大きく曲がっていましたので、誰かがすでにぶつけているのでしょう。白線をまたがって停める車を無くすための対策かと思いますが、もう少し何とかならないものかと思います。この黄色い柵が立っていて運転席側からは降りることが出来なかったので助手席側から降りました。


 ラフェスタを停めた後、まずは市民ミュージアムの中に入ってみました。2階に博物館があるようです。無料で見られるようですので、まずはこちらを見てみました。

博物館展示室の入口

 最初に民俗のコーナーを見ました。セエノカミの小屋というものが展示されていました。

セエノカミの小屋

セエノカミの小屋の案内板

 実際の様子はこちらで紹介されています。

★賽の神(セエノカミ):2009年どんど焼き:補洛tale曲線:So-net blog

 そして、原始、古代、中世、近世とエリアが進んでいきます。中世のエリアには川崎宿のジオラマがありました。

川崎宿のジオラマ

宿場で出された食事

 続いて、ミュージアムのレストランへと行きました。次のエントリーで紹介します。

 公式サイトはこちらです。

川崎市市民ミュージアム
川崎市市民ミュージアムは、「都市と人間」という基本テーマを掲げて1988年11月に開館した博物館と美術館の複合文化施設です。常設・企画展や映像の定期上映を始めとして、講座やワークショップなど様々な事業を展開しています。さらに地域の皆様の文化...

【2024年8月22日追記】

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2019年10月の水害で地下収蔵庫の美術品が水没

 2019年10月12日の台風19号による浸水被害で地下収蔵庫に保管されていた美術品(約22万9000点)が水没してしまう被害にあいました。それ以降、ずっと休館となっています。被害を受けた収蔵品は復元作業が行われていましたが、

  • 藁人形4点
  • オフセット印刷のグラフィック資料1点
  • 写真雑誌4802点
  • 漫画雑誌・単行本36301点
  • 学校教育用の教材フィルム1129点

の計42237点の資料が廃棄処分されることが発表されました。その後も廃棄処分とするものが発表されています。

 川崎市民ミュージアムはこの地で運営を再開しても水害にあうリスクを完全には否定できないため、多摩区の生田緑地にある向ヶ丘遊園跡地(市有地で現在はばら苑の臨時駐車場)に移転することが決まっています。オープンは2029年以降を目指すとされています。

 

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