2月20日に草津温泉のホテル一井に行きました。
草津温泉とは?
草津温泉と言えば「恋の病以外はなんでも治る」と言われた名湯です。日本一の自然湧出量を誇る草津の源泉はとても多くあります。源泉と湧出量は下記の通りです。(リットル/分)
- 湯畑 4040
- 白旗 659
- 熱の湯 298
- 地蔵 252
- 西の河原 1073
- 煮川 817
- 万代 6200
- その他の源泉 18,961
合計で1分間に約3万リットル以上の湧出量を誇っています。
湯畑源泉のpH値2.1をはじめとして日本有数の酸性度の強い温泉です。従って、優れた殺菌力と神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身など多くの効能があると言われて古くからたくさんの湯治客で賑わってきました。
ホテル一井
今回のホテル一井は、草津温泉の中心、湯畑の前にあります。
今回は本町駐車場というところにクルマを置いて、バスターミナルの横を通って湯畑へと向かいました。
こちらの道は両側に色々なお店が並んでいて、なかなか良い道でした。
草津温泉バスターミナル
途中、草津のバスターミナルがあります。非常に近代的な施設でした。
こちらからは、色々なところに向けてバスが発着しています。観光客もたくさんこの辺には歩いていました。
こちらは漬け物のお店です。
湯畑地区
やがて、正面にホテル一井が見えてきました。
そして、湯畑の前に出ました。湯の花を生産、採取する畑なので湯畑と呼ばれます。いつ来ても、こちらの湯畑は壮観だと思います。
こちらの湯畑、上から見ると「ひょうたん」型のデザインをしていますが、あの岡本太郎さんがデザインしたものです。以前はこの湯畑の周りは車の通りも多くあった場所だったのですが、昭和48年に町長が岡本太郎さんに依頼して快諾いただいたそうです。
湯滝の反対側の湯畑の一角に四角い木枠が沈んでいます。八代将軍徳川吉宗が湯枠の源泉を樽詰めして江戸城へ運ばせ湯治をした名残という案内板があります。
湯畑を囲む石柱には草津を訪れた文人墨客の名が彫られています。
こちらは湯畑の横にあるセブンイレブンです。街中にあるセブンイレブンと比べると、派手さがありません。うまく、街並みにフィットしています。
このあと、ホテル一井に行って、日帰り入浴を楽しみました。
【2019/11/02追記】
ブラタモリの草津温泉特集
今日のブラタモリは草津温泉の特集でした。湯畑からのスタートです。草津は湯力がすごいということで、まず最初はその湧出量が多い点が紹介されました。
そして二点目は足湯に入りながらの紹介です。源泉温度が熱いことが二点目でした。湯畑の中にある樋は源泉の温度を下げるためにあります。温泉成分を薄めずに温度を下げています。
三点目は酸性度の高さです。草津温泉の酸性度はpH2のレモンよりも高く、ピリピリの湯と紹介されていました。
【2020/09/21追記】
新型コロナウイルス感染拡大の影響
今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で草津温泉をはじめ各地の観光地は観光客の減少に苦しんでいました。しかし、政府によるGoToキャンペーンの実施などの効果もあり、9月のシルバーウイーク4連休は各観光地にお客さんが戻りました。
草津温泉の湯畑周辺にもたくさんのお客さんが散策している姿がニュースで報道されています。さらには、高速道路も大きな渋滞が発生しました。高速道路の渋滞の情報を聞くのは本当に久しぶりだと思います。
これから秋が深まってきて涼しくなってきますが、新型コロナウイルスの新規感染者数が増えることがないよう、行動には細心の注意をはかりたいと思います。
【2023年6月18日追記】
草津温泉 奈良屋
白旗源泉を自然の傾斜で引き入れた奈良屋さんという明治10年創業の老舗旅館がテレビで紹介されていました。湯畑にも近い場所です。なかなか予約が取りにくいそうです。
24時間源泉掛け流し(100%源泉掛け流し)、しかも湯守さんがお湯を守っている昔からの伝統を大事にしている宿です。源泉のお湯を人が気持ちよく入ることができる浴槽のお湯の温度に調整しています。42度が基本ですが、夏は41度程度に合わせていると湯守さんが紹介されていました。
pHは2.1、かなりの酸性で胃酸のpHにも近いです。かなりの殺菌効果を期待できます。この酸性が強いことにより、配管などが直ぐに壊れてしまうので、家庭の湯沸かし器のように簡単にお湯の管理がきでるわけではありません。
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