ゴールデンウイークの都立武蔵国分寺公園を散策(旧国鉄中央鉄道学園跡地)

都立武蔵国分寺公園

 ゴールデンウイーク中の日曜日に都立武蔵国分寺公園に行ってきました。以前、こちらの公園の中を貫いている道を通ったことがあり存在が気になっていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。公共交通機関で行く場合は下記の通りです。

  • JR中央本線・武蔵野線「西国分寺駅」徒歩7分
  • JR中央本線・西武鉄道多摩湖線及び国分寺線「国分寺駅」徒歩10分
  • JR「国分寺駅」から京王バス(総合医療センター行き)「泉町一丁目」下車
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駐車場

 駐車場は国分寺南口の駅前を府中街道に向かって走っていくと、道の左側にあります。22台のクルマが収容できます。駐車料金は1時間まで300円です。

都立武蔵国分寺公園の駐車場
武蔵国分寺公園|公園へ行こう!

二つのエリア

 公園は道を挟んで2つのエリアに分かれています。北側はJR中央線に接しています。

都立武蔵国分寺公園の案内図

 また、東京都立多摩図書館もあります。こちらで紹介しています。

 こちらの公園には遊具などは無いのですが、芝生の広場があちこちにあります。芝生広場の向こう側にはたうさんの建物が見えます。

都立武蔵国分寺公園の広い原っぱ

 こちらの芝生広場の向こうには大きなクレーンが見えます。何かの建物を作っているのでしょうか。

都立武蔵国分寺公園の芝生の広場

 こちら側は見渡す限りの公園です。

都立武蔵国分寺公園の芝生の広場

中央鉄道学園

 こんなに広い公園がどうしてここに出来たのかというと、もともとはこちらには中央鉄道学園がありました。もともとは日本国有鉄道の教育施設で1961年までは中央鉄道教習所という名前だったそうです。その後、昭和62年に国鉄が分割民営化される際に国鉄の債務を返済するために閉鎖されました。中央鉄道学園が閉鎖されたあとは遺跡調査が実施されて、一部は団地、そして残りは都立武蔵国分寺公園になりました。

 公園の中にはこの中央鉄道学園があったことを示すモニュメントがありました。D51の第3動輪のようだと解説しているブログがありました。

中央鉄道学園があったことを示すモニュメント中央鉄道学園があった当時の写真になります。

中央鉄道学園があったときの航空写真

 中央鉄道学園は約22万平方メートルの敷地を有していて、校舎や実習設備、図書館、学生寮、陸上競技場、野球場などがありました。さらに、国分寺駅から分岐していた中央本線の支線「旧下河原線」を利用して総延長1890メートルの引き込み線が敷設されていて、構内には新幹線0系、101系電車、EF60形機関車などの古い鉄道車両が教育目的で置いてありました。キハ07型気動車を種車として改造されたキヤ921という珍しい気動車もあったようです。残念ながら学園の廃止に伴いキヤ921も廃車になりました。

 中央鉄道学園がまだ現役だったころ、一般公開されていた日に構内に入った記憶があるのですが、まったく構内の様子を思い出せません。

記念碑の由来

 当時の中央鉄道学園があった際の写真がこちらで紹介されていました。

中央鉄道学園学園祭1980・10

 子どもとボールで遊んだりするのにはちょうど良い感じの公園でした。

 近所にはお鷹の道、真姿の池などの見所もあります。今回、こちらの都立武蔵国分寺公園の散策が終わったあとに、そちらに足をのばしていました。

公式サイトはこちらになります。

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コメント

  1. 国分寺の真姿の池とお鷹の道に行きました

     都立武蔵国分寺公園に行った際に少し足をのばして、真姿の池やお鷹の道まで行ってみ…