宮前平駅の近くに、宮前平源泉 湯けむりの庄という、日帰り温泉があります。こちらは、比較的高級感を売りにしているコンセプトで、少し入館料が高めにせっていされています。さらに、小学生未満の子どもは入館禁止になっていますので、館内は大人のためのリラクゼーションスペースになっています。
今回は日曜日の午前10時頃に行ってみました。周辺は高台の住宅街なので、道は少しわかりにくいです。近くになると、案内看板が随所に、たっていますので、これを参考にすると良いでしょう。
着いたときはまだ開館直後であったためか、まだ駐車場もガラガラでした。こちらは、一回の利用で3時間まで駐車料金が無料、さらに、館内で3000円以上を支払うと、合計5時間まで無料になるシステムになっています。
こちらは帰りがけに撮った駐車場の写真なので、少しクルマが停まっています。実は地下にも駐車場があるようで、日差しの強い日には地下の駐車場の方が人気があるようです。
入館料は平日1430円、土日祝日だと1540円と日帰り温泉の中では少し高めの値段設定です。
受付を終わらせて、館内を大浴場に向けて歩いていくと、もう一つの受付があります。こちらで、タオルや館内着を受け取ります。花和楽の湯なとでは館内着のサイズを聞かれたりしますが、こちらは、特に聞いてきませんでした。確かに見た目で受付の人に選んで貰えれば問題ないはずなので、このシステムに賛成です。
脱衣所にあるロッカーは鍵が付いているところはどこでも使えるというシステムでした。受付でバーコードが貰えるのですが、この番号とロッカーの番号は全く関係無いようです。
内湯
内湯は洗い場がたくさんあるほか、源泉浴槽、座湯、ジェット浴槽、ドライサウナ、水風呂などの設備があります。
サウナ
ドライサウナはとてもひろく、部屋の真ん中にサウナストーン、そして前方にヒーターが設置されているという、とても変わったサウナでした。
このサウナ、無茶苦茶に熱いという訳でもないのですが、そんなに長時間、入っていることが出来ません。しかし、短時間入っているだけでも汗がたくさん出てきて、とても気持ちのよいサウナでした。
午前11時からはロウリュが開催されます。係りの人が二人がかりで実施されるところが、こちらは凄いです。部屋が広いので、確かに二人でやらないと大変なことになりそうです。最初にサウナストーンにアロマ水を桶の半分かけて、部屋の中の空気を大きなうちわで循環させます。そして、一人三回ずつ仰いでいきます。
さらに、残りのアロマ水をサウナストーンの上からかけて、今度は希望者の人に大きなうちわで仰いでいました。ほかのロウリュではタオルを使って仰いでいるところしか見たことがありませんでしたので、大きなうちわで仰いでいるのはとても新鮮でした。確かに風がいっぱい発生するので、これは良いかもしれません。
また、こちらのロウリュのサービスでは途中で退場する人が多いのが印象的でした。やはり、部屋の中の効果が高いのかもしれません。
露天風呂
露天風呂のエリアには、親子壺湯、壺湯、源泉の岩風呂、寝ころび湯、炭酸ガス泉などがあります。炭酸ガス泉は温泉のお湯に二酸化炭素が溶け込まされているようです。案内板を読んでいると、他の炭酸泉のようにお湯の中に泡状の炭酸ガスが浮遊している状態では、身体には吸収されることがないので硬化が薄いという説明が書かれていました。泡で浮遊していても、それなりの量の炭酸ガスがお湯に溶け込んでいれば効果があると思うのですが、そこまで悪口を言わなくても良いような気がします。
こちらの温泉は黒褐色の温泉で透明度は非常に低いです。中に入ると肌がぬるぬるとして、いかにも温泉の中に入っているような感じになります。ただし一つ残念なことは、温泉がどこも加温されていて、あまり長時間はのんびり入っていることができない点です。
こちらの源泉の温度は37度ほどのようですので、できれば加温なしの、ぬるい浴槽を準備して貰えれば非常に人気が出るのではないかと思います。
おやすみ処
お風呂からあがった後には、休憩室で休むことが出来ます。こちらは、リクライニングのシートがたくさんあり、液晶テレビもそれぞれに付いています。非常にゆったりと時間を過ごすことが出来ます。
帰りはタオルや館内着を借りた場所で返却、そして出口用のカウンターで会計をします。ここで、自動改札機を出るためのカードをくれますので、これを改札に通せば外に出ることが出来ます。
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