堀辰雄文学記念館で購入した6館入場券を使って、軽井沢駅舎記念館に行きました。こちらには以前にも一回、来たことがあります。
こちらの駅舎は昭和初期に建てられたもので、今では駅舎としては使われておらず、記念館として公開されています。また、中には観光案内所がありました。
建物の一階はアプト式鉄道や草軽軽便鉄道などに関する展示があります。
アプト式電気機関車は映画 風立たぬでも出てきました。こちらには、その実物が展示されています。
こちらは草軽軽便鉄道で実際に使われていたカブトムシと呼ばれた電気機関車です。
この80年の懸案を解決しましたというポスターはなかなかインパクトがあります。アプト式の鉄道から普通の鉄道に切り替わったことは当時は凄いニュースだったのではないかと思います。
春の季節列車増発を知らせるポスターです。いつになっても、軽井沢は人気の観光地なのでしょう。
アプト式電気機関車が走っているところの写真です。
アプト式レールの実物も展示されていました。
一階の展示室です。
二階の貴賓室も公開されていました。
軽井沢駅の隣にあるので、気軽によることができます。
【2021年2月25日追記】
閉館
残念ですが、(旧)軽井沢駅舎記念館は平成29年3月末をもちまして閉館してしまったそうです。現在はしなの鉄道の駅舎として活用されているようです。
館内に展示されていた鉄道関連資料は一部を除き、旧軽井沢の「軽井沢観光会館」の2階展示スペースへ移設されて、“軽井沢鉄道ミニ博物館”の愛称で公開されています。
また、嬬恋高校の生徒が草軽電気鉄道が走っていた当時の情景と鉄道を題材にしたジオラマを作ったことが上毛新聞で報道されていました。縦約1メートル、横約2メートルということですので、1畳よりも一回り大きいサイズでしょうか。群馬県嬬恋村芦生田地区にあった旧嬬恋駅周辺の風景を、150分の1スケールで緻密に再現しています。嬬恋村から依頼でIRC部の部員9人で、当時の写真や資料、地元の住民の話などを参考に再現しています。できれば、軽井沢観光会館のような誰でも見学できるような場所で展示されれば機会を作って見に行きたいと思います。
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