北軽井沢へ行った際に、草軽軽便鉄道が走っていた当時の駅舎が残っているということでしたので、いってみました。草軽軽便鉄道は大正4年に営業を開始した鉄道で、新軽井沢と草津温泉の間に18の駅がありました。北軽井沢駅はその中の一つです。最盛期は避暑に訪れる人々で賑わいましたが、道路網の充実に伴う乗客の減少や相次ぐ台風の被害などから昭和37年に廃線となりました。もしも今も走っていたら、逆に観光資源になっていたかもしれません。
北軽井沢の交差点からほど近いところにありました。道を挟んだすぐ隣は観光案内所があり、そこには大きな駐車場があります。
こちらが観光案内所です。
まずは情報収集のために観光案内所の中に入ってみました。すると、各種観光パンフレットの他に草軽軽便鉄道に関する展示がありました。
これは、切符を窓口でしまっておいた入れ物です。
こちらは昭和34年の時刻表です。
電車優待乗車票です。
こちらは車両の模型です。電気機関車はカブトムシの愛称で親しまれたデキ12型機関車です。時速15Kmほどで走っていたそうです。
こちらが北軽井沢の駅舎です。
線路が復元されていました。その上には複製のデキ12型機関車があります。
駅舎の中は入ることができないようにかたく閉ざされています。
北軽井沢に来た際には寄ってみると良い施設だと思います。
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