小樽市総合博物館の運河館から本館に向けて歩いている途中、立派な建造物が見えてきました。重要文化財「旧日本通運株式会社小樽支店」と書かれています。
こちらの建物は明治37年に着工、明治39年に落成した石造2階建の建物です。昭和30年に日本郵船から小樽市が譲り受け昭和31年からは小樽市博物館として再利用されました。昭和44年に国の重要文化財として指定されて昭和59年から修復工事を開始、昭和62年に修復工事も完了しました。現在も保存修理調査工事のために平成27年3月末日までの間は館内に入ることはできません。
向かい側は運河公園となっています。
旧日本郵船株式会社小樽支店を見ていたら、突然、ボンネットバスがやってきました。
調べてみると、「小樽の明治・大正・昭和を訪ねて」と題した小樽市内定期観光バスのようです。小樽駅前ターミナルを午前9時40分に出発して、所要時間は3時間20分となっています。主な見学場所としては「にしん御殿小樽貴賓館(旧青山別邸)」、堺町メルヘン交差点、小樽歴史観が紹介されていました。また、小樽の歴史あるスイーツ(新倉屋の「花園だんご」、飴屋六兵衛の昔ながらの飴、桑田屋の「ぱんじゅう」)も食べることができるそうです。
こちらが公式サイトです。
ちなみにこちらの日本郵船ビルの前は、ボンネットバスの撮影ポイントになっていました。運が良かったです。
公式サイトはこちらです。
☆小樽市 : 重要文化財旧日本郵船(株)小樽支店
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