横浜の港の見える丘公園で休憩

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5月のよく晴れた日曜日に横浜へ行って来ました。石川町駅にも近い、土日祝日最大2000円のタイムズ駐車場にクルマを停めて、中華街で朝食のお粥を食べたあと、最初に港の見える丘公園に行きました。1962年に開園した公園で今まで横浜に行ったときにはよく立ち寄る公園です。オフコースの「秋の気配」という歌で「港が見下ろせるこだかい公園」という歌詞が出てきますが、こちらの公園が舞台になっています。

前回、こちらの「港の見える丘公園」に行ったのは二年前の夏でした。こちらが当時のブログです。ちょうど、山下公園から港の見える丘公園までの道筋を紹介しているので参考になるかもしれません。

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横浜の山下公園から港の見える丘公園までを散策
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江戸時代の末期に横浜が開港したときにイギリスとフランスの軍隊が駐留しました。山下公園に近いところはフランス山と呼ばれており、こちらには旧フランス領事館の遺構が残っています。また、奥にはイギリス館が残っており一般者向けに公開されています。

太平洋戦争後もアメリカ軍などの進駐軍がこの場所を接収していました。その後、接収が解除になり1962年に公園として公開され一般者が入ることができるようになりました。

フランス山地区については季節にょって入園できる時間に違いがあります。

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フランス総領事館は1894(明治27)年に建築に着手して、1896(明治29)年3月に完成しました。建物は煉瓦造2階建てで36m×18mの規模だったそうです。しかし、関東大震災で官邸とともに倒壊してしまいました。

その後、1930(昭和5)年に新しい領事官邸が建てられました。しかし、こちらも1947年に火事で焼失してしまいました。現在は廃墟が残っていますがこの1947年の火事のときに焼け残った1階部分になります。(建築当時は煉瓦造りの二階建て)

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フランス山の鬱蒼とした林の切れ目から横浜港が見えました。

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大佛次郎記念館の方へ少し歩いていくと、とても展望の良い場所に出ます。こちらは横浜ベイブリッジ方面です。この丘は海抜38メートルということですのでそんなに高いわけではありません。海までの間に高速道路や高いマンションなどができてしまったので、少し眺めが悪くなってしまいました。

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こちらはクレーンが遠くにたくさん見えます。

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大佛次郎記念館が見えてきました。大佛次郎が亡くなったあと、遺族から寄贈された蔵書や愛用品を収める施設として1978年(昭和53年)に開館しました。

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ローズガーデンがリニューアルしたようです。

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このあと隣接する横浜市イギリス館を見学しました。こちらのエントリーで紹介します。

【2022年2月15日追記】

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旧アメリカ海軍病院の建築基礎を発見

港の見える丘公園拡張事業で旧アメリカ海軍病院の建築基礎が発見されました。旧横浜税関山手宿舎跡地を、「シンボル的な緑の創出・育成事業」によって公園の拡張部として整備する計画のなかで発見されました。旧アメリ海軍病院は1872年(明治5年)に建設され、今回発見されたものは1909年(明治42年)に建て替えられた2代目のものとなります。1923年の関東大震災で倒壊してしまいました

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