羽田空港に午後10時ごろに着く便で帰ってきたので、京急線で数駅離れたところにある大鳥居駅から徒歩5分ほどの「変なホテル」に宿泊しました。
場所は少しわかりにくいので、地図アプリを頼りに道案内してもらいました。大通り沿いではありません。
遠くから見ても「変なホテル」だということがよくわかります。(ただ、運営主体としては、変なというのは奇妙なという意味ではなく、変革的、革新的なホテルという意味で名付けているそうです)
ホテルの周りはそんなに人通りが多くありません。
受付
受付は恐竜とアンドロイドのお姉さんが座っていました。アンドロイドのお姉さんに対応してもらいました。
タッチパネルで入力するか、音声入力するかを選ぶことができます。予約時に利用したクレジットカードを通して本人確認してくれれば良いと思うのですが、ちょっと面倒くさかったです。
こちらは恐竜の受付です。
受付をロボットが済ませてくれるので、従業員は10人で運営していると開業当初のニュースで紹介されていました。
受付が終わると、カードキーと領収書が発行されます。領収書に部屋番号が書いてありました。
領収書をよく読むと下の方にH.I.Sホールディングスと書いてありました。HISの系列だということを今まで知りませんでした。
受付横にちょっとしたスペースがあり、無料でドリンクが飲めるようになっていました。
部屋へと移動
部屋の方へ行ってみました。ベットはセミダブルです。
タブレットやスマホ、各種リモコンが置いてありました。黄色の背景がアクセントになっています。
タブレットはLenovo製でホテルの案内や照明、テレビ、空調の操作もできます。近所のお店の案内やミスチルのプロモーションビデオなど、色々なコンテンツが詰まっていました。
クローゼットには臭い消しのスプレーもありました。
LGのスタイラーがありました。とりあえず着ていた服をハンガーにかけて中に入れて消臭やシワ取りをしてみました。二時間ほどかかるようです。
LGのスタイラーに衣類をかけて二時間放置すると、たしかに衣類がフンワリとしていました。臭いも取れているので、もう1日なんとか着るという場合には良いかもしれません。
髭剃りなどは安物ではなく、数枚の刃が付いているしっかりとした物でした。好感が持てます。
朝食バイキング
朝食バイキングの会場は一階のフロアーになります。昨日、ウェルカムドリンクを飲んだ場所は狭かったのですが、その奥がロールスクリーンで仕切られていて広くなっていました。
会場の入口で店員さんのチェックがあります。朝食の付いていないプランだと追加で1700円となります。宿泊1日目は恐竜とアンドロイドのお姉さんしか見ていなかったので、人間の店員さんに会うと何だかホッとします。
部屋のタブレットで空いていそうな時間をめがけて行ったのですが、ついた時には大混雑していました。ただ、料理を取っているうちに食事が終わる人もいたので、座ることができました。
混雑を避けるコツは、羽田空港行きの送迎バスが出発した後を狙うことです。送迎バスが発車する前は非常に混雑します。
それなりの品数がありますので、朝食としては十分なメニューです。
店内は日本人のほか、中国人の人の割合が多いです。中国の人はシステムに慣れていないこともあって、帰るときに器などを置きっぱなしで行ってしまう人が多かったのですが、店員さんがすぐに片付けてくれていました。
料理の方はそんなに味付けが濃いわけでもなく、ちょうど良いあんばいでした。
各種シリアルやグラノーラもあります。
ほかにヨーグルト、フルーツポンチ、クロワッサン、自分で焼くワッフルなどもありました。
ハウステンボスにある変なホテルでは開業当初は243体ものロボットが稼働していたものの、その後はロボットが85体に激減しています。特に全144室ある客室には音声認識ロボットがあって、照明のオンオフ、目覚まし、天気案内などの機能がありました。しかし、音声認識機能に限界がありお客様からの問い合わせも多かったために、全室から撤去したとのことです。
荷物搬送ロボットも約2年で終了、コンシェルジュロボも2年半で終了しました。ロボットも万能ではなく、逆に充電などで従業員に手間がかかる局面もあるということで、フルロボット化にはまだまだハードルが高いようです。今回の羽田の店舗程度が、ロボット化についてはちょうど良いくらいなのでしょう。
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