2023年11月にリニューアルオープンした稲城天然温泉 季乃彩(ときのいろどり)で岩盤浴を堪能

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とても久しぶりに稲城市にある日帰り天然温泉施設、季乃彩(ときのいろどり)に行ってみました。株式会社よみうりランドが運営している施設です。こちらの施設、オープンしたのは2007年11月、前回行ったのはもう数年前です。

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季乃彩はリニューアルオープン

その後、2023年11月にリニューアルオープンしたことまでは知っていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。

よみうりランドでは、同じ稲城市内に「花景の湯」を新たにオープンしたので、少しは季乃彩は空いたのではないか?という狙いもありました。

日曜日の午前10時に訪問

交通アクセス

日曜日の午前10時頃に訪問、まだ駐車場には空きがありました。こちらの施設、週末は大変に混雑するようで、来館には公共交通機関を利用するように公式サイトで呼びかけられています。(駐車場代金は無料、全部で198台分のスペースがあります)

しかし、最寄り駅となる南武線の南多摩駅からは公式サイトでは徒歩5分で着くように書いてありますが、歩くととても遠く感じます。距離にすると500メートルほどです。丘陵の中腹まで登る形になるので遠く感じるのでしょう。目の前の道を通るバスも本数が多くないので、正直、近くに住んでいる人を除いて公共交通機関で訪問するのは難しいと思います。

駐車場に車を停めたあと、建物の玄関へと向かいます。下駄箱に靴をしまってその鍵とともに受付に行きます。受付では下駄箱の鍵を預けて、今回は入館と岩盤浴をお願いしました。

利用料金

土日祝日は入館が1100円、岩盤浴が800円かかります。岩盤浴は他の施設と比べると値段がとても高いですが、美味しいコスタコーヒーが飲み放題になるのと、専用の休憩施設が利用できるので、ゆっくりとできるのであれば、そこまで高すぎるという感覚ではありません。

リニューアルされたポイント

館内の構造は基本的に大きく変わっていませんでした。一階には受付と食事処、2階に上がると湯処と岩盤浴、各種休憩スペースがあります。館内の案内がとても分かりにくく、受付が終わったあと、どこが湯処なのか、どこが岩盤浴なのか迷うと思います。受付の人も必要最小限の対応という感じでした。

受付では岩盤浴のマットと岩盤浴着、館内で財布代わりになるリストバンドを受け取ります。

まずは、岩盤浴に行く前に湯処へ行き、身体をよく洗っておきました。土日祝日は朝7時から営業している事もあって、すでにお風呂場は芋洗い状態でした。この周辺、日帰り温泉施設があまりないことと、栗原にあった湯快爽快が閉店してしまった影響も大きいと思います。

内湯

リニューアルで一番嬉しかったのは、内湯エリアの大浴槽に、天然温泉へ炭酸ガスを溶け込ませた温泉炭酸泉ができたことです。以前にも高濃度炭酸泉はあったのですが、浴槽が小さくゆっくりとできませんでした。

こちらの温泉は地下1700メートルから汲み上げられたものです。温泉につかると肌がスベスベしてきて、とても気持ちが良いです。

ナトリウム炭酸水素塩
塩化物温泉(弱アルカリ性低張性温泉)

◆泉温…41.4℃ ◆掘削深度…1,700m

◆湧出量…355ℓ/分 ◆水素イオン濃度…PH8.1

露天風呂エリアはとんでもない人混みでどの浴槽にも入ることができません。

季乃彩 露天風呂

ドライサウナも蒸したサウナストーンに自動で水が噴射される熱風オートロウリュサウナに変わっていたのですが、室内がとんでもない人混みで入る気にならず、先に岩盤浴へ行くことにしました。

岩盤浴エリア

最初に入ったのは、春庭楽 黄土の間 (高濃度酸素浴)です。

春庭楽 黄土の間 (高濃度酸素浴)

室内の温度はそこまで高くないので、息苦しくなることなく、じっくりと温まることができました。高濃度酸素が部屋に充満しているようなのですが、正直、わかりませんでした。

夏風楽 熱響の間(ミュージックロウリュ)

夏風楽 熱響の間は音楽に合わせて大量の蒸気と熱風が発生するエンターテイメント型のロウリュです。音楽は毎時00分と30分に5分程度流れます。ミュージックプログラムは館内に掲示があります。

季乃彩 ミュージックプログラム

この日は偶数時間と奇数時間で音楽が違っていて、平原綾香のJupiter、長渕剛、Superflyなどがプログラムされていました。平原綾香の回は満員御礼になっていました。

音楽に合わせて照明が点滅したり、サウナストーンに水が降り注がれたりします。しかも、サウナストーブの上にはファンが何台かあり、客席に向けて熱風を吹き付ける仕組みです。このファンが動くと汗がドバっとでてきて、とても気持ちが良いです。長渕剛はライブ音源を利用していたのですが、なかなか臨場感がでていて良かったです。

岩盤浴エリア専用休憩コーナー

岩盤浴エリア専用休憩コーナー

岩盤浴エリアにはコスタコーヒーを自由に飲めるエリアが登場しました。コーヒーのほか、抹茶ラテなども選べます。冷水機と1台ずつ並んでいるのですが、コーヒーの機械は抽出するのに時間がかかるので、いつも列ができています。故障時の対応も考慮すると、もう一台、稼働させておく必要があると思います。

そのエリアからは外に出られるようになっていて、テラス席になっています。こちらは林に面しているので、コーヒーを飲みながらチェアリングをしているかのように休むことができます。

季乃彩テラス席からの眺め

このテラス席、午前中は太陽があたってとても暑かったのですが、お昼を過ぎると建物の影に太陽が隠れてくれて、気持ちよく過ごすことができました。夜間には木々がライトアップされます。

食事処

一通り岩盤浴を楽しんで休んだあと、一階の食事処へと行きました。午後3時頃でしたのでとても空いていました。

今回はアジの開きの定食を注文しました。価格はリーズナブルで800円です。

季乃彩 アジの開き定食

こちらは焼魚(サバ)の定食です。

焼き魚定食(サバ)

[住  所]東京都稲城市向陽台6-13

[アクセス]京王相模原線稲城駅よりバス7分 もしくは JR南武線南多摩駅より徒歩5分

[ 駐 車 場 ]198台(無料)

[ 休 館 日 ]3月・6月・9月・12月の第3火曜日(予定)

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