荒屋新町駅を見学したあとで、クルマで5分くらいのところにある八幡平市博物館にも行ってみました。平成10年に安代ふるさと資料館として開館したあと、平成17年に西根町、松尾村、安代町が合併して八幡平市になった際に、八幡平市となりました。


11月下旬の三連休、日曜日の午前9時頃に訪問しました。開館直後の時間帯で、入館料(大人210円)を支払ったあと、職員の方が館内のストーブなどを付けてくれました。

入口のドアはクマ対策のため、開放厳禁です。

受付をして直ぐのところで、企画展として、「木地師金作さんの椀づくり〜八幡平市の木地制作の技〜」が開催されていました。安代地区を流れる安比川上流域では漆器の木地を作る木地師が多く住んでいました。今回は藤村金作さんの道具や制作過程、貴重なビデオの上映が行われています。
さらに常設展示の方を見ていくと、昔の籠が展示されていました。

昭和の暮らしを展示しているコーナーもあります。こちらは歴代のリカちゃんの展示です。

こちらは美容室にあったものでしょうか?、パーマをかけるための機械です。その横にあるのは写真屋さんにあったであろう写真機です。

こちらは昭和30年ころの茶の間の様子です。ちゃぶ台をはじめとして、当時の歴史が再現されています。

勉強机やランドセルも展示されていました。

こちらは、ブリキのおもちゃです。

歴代の電話機も展示されていました。

こちらは、手回し式の洗濯機です。NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」の商品試験に出てきそうなものに見えます。

こちらは昭和初期までの茶の間の様子です。

駅に設置されていたであろう、タブレットや標識、改札口などの展示もあります。

こちらは駅間の連絡で用いられたであろう直通電話です。

気象情報の掲示板です。

こちらは、ダルマ式のストーブです。

こちらは、まだ蒸気機関車が走っていた頃の荒屋新町駅の転車台と扇形機関庫です。

三重連で安比高原の峠を越える蒸気機関車牽引の貨物列車です。

こちらもとても迫力のある昭和46年当時の写真です。


荒屋新町駅の転車台です。

こちらは先ほど撮影した写真です。

円形型の郵便ポストも展示されていました。最近は角型の郵便ポストが増えていて、円形のポストを見る機会が減ってきました。

奥南部の漆は令和二年の日本遺産に選定されています。


2階にも展示室があります。動物のはく製が展示されていました。こちらはクマです。

建物の外にも展示がありました。何も説明がなかったのですが、松尾銅山で使われていたトロッコでしょうか。


こちらは花輪線で使われていたものでしょうか?腕木式の信号機です。

興味深い展示がたくさんあって面白かったです。
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