【閉館】有明のパナソニックセンターにあるリスーピアを見学

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有明のパナソニックセンターにあるリスーピア

5月29日の土曜日は朝から曇りで昼過ぎには雨が降ってくる予報になっていました。外では子どもを遊ばせることが出来ないので、ぐるっとパスを使うことが出来る施設に行ってみることにしました。

多摩地域にある博物館や科学館はかなりまわってしまったので、少し足をのばしてお台場地区に行くことにしました。お台場には船の科学館、日本科学未来館、パナソニックセンター東京リスーピアが、ぐるっとパスを利用できる施設になっています。今回は船の科学館の駐車場にクルマを停めて、そこから散歩がてら公園をずっと歩いていって有明にあるパナソニックセンターのリスーピアに行って見ることにしました。

船の科学館の駐車場には朝の10時過ぎに着きました。ガラガラの状態です。ここは最初の1時間が300円、以降30分ごとに100円という比較的リーズナブルな価格設定になっています。せっかくなので、ぐるっとパスを使って船の科学館をサッと見た後にリスーピアへと向かいました。2.5Km離れています。歩いて30分ほどです。

パナソニックセンター東京に着き建物の中に入ってみると、パナソニックの液晶技術や3Dテレビなどをアピールする展示がたくさんあります。リスーピアの入口がどこにあるのか少々判りにくかったのですが、建物の真ん中付近に施設がありました。1階が無料の展示施設、3階が有料の展示施設になっています。3階は大人500円ですが、ぐるっとパスを持っていれば無料で入ることが出来ます。


1階の展示は科学館などにあるような展示が十数種類あります。振り子、立体の体積、重心とモーメント、モーターと発電機、ベルヌーイの法則、熱対流、放物線の焦点、回転立体、サイクロイド曲線などを実際に実験をしながら学ぶことが出来ます。

そして、3階へ専用のエレベータで上がっていきます。このエレベータはガラス張りのエレベータになっていて、上がっていくと子どもが喜んでいました。3階には受付があり、こちらで、ぐるっとパスを提示しました。すると、ディスカバリースコープという装置を貸してくれます。液晶画面やイヤホンが付いている、首からさげておくタイプの装置です。各展示エリアに立っている青い光のところにかざすと、液晶画面に展示の説明が表示される他、イヤホンからはガイドが流れます。

こちらの3階のフロアーには、かなり手がこんだ装置がたくさん置いてあって、一つ一つの装置を子どもが喜びながら扱っていました。特に素数ホッケーという装置は、ゲームで遊びながら素数について学ぶことが出来ます。素数以外の数字は打ち返して、素数はそのまま受け入れるような形で進めていくと、徐々に得点が加算されていきます。

結局、リスーピアでは2時間ほど遊んでいました。おもしろい施設だと思います。

【2024年3月29日追記】

「リスーピア」は、2006年に理数の魅力と触れ合うための体感型ミュージアムとしてオープンしましたが、残念ながら2020年に閉館となりました。現在は「リスーピア アーカイブス」サイトが公開されています。

https://holdings.panasonic/jp/corporate/center-tokyo/risupia.html

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