川崎市立の日本民家園に行ってきました。今回は西口の駐車場にクルマを停めましたので、民家園の中でも一番高いところにある西門から入っていって、丘陵地を下りていくような形で民家園の中を散策しました。
園内は東北の村、神奈川の村、関東の村、信越の村、宿場というテーマ別に分けられています。最初に出てきたのは船越の舞台です。志摩半島の漁村にあった歌舞伎芝居などを演じていた舞台です。
建物の裏側から舞台の下に入ることが出来るようになっていました。奈落の下には直径5メートル強の回り舞台を回すための装置がありました。
さらに下りていくと、岩澤家の住宅、伊藤家の住宅など、色々な民家が建っています。
信越の村のエリアには合掌造りの立派な民家がありました。
水車小屋もあります。
宿場のエリアの外れには三澤家住宅があります。こちらの建物は伊那街道の伊那部宿にあった薬屋さんで、屋根が石置きの板葺きになっているのが特徴です。
この日は暑かったので園内を歩いてまわるのは結構大変でした。西口から入って丘陵地を下りていくようにしたのは正解だったと思います。
こんなに暑い日でも古い民家の中に入るとなんだか涼しく感じるのがとても不思議です。日本人の古くからの知恵が息づいているのでしょう。
川崎市立日本民家園
日本民家園は古民家の野外博物館です。江戸時代の民家など25の文化財建造物を移築・展示しています。
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