石垣山一夜城公園に行ったあと、山をおりて行ったところにある神奈川県立生命の星・地球博物館に行きました。国道1号を小田原から箱根方面に走っていると、必ず横を通るので気になっていた施設です。ただ、旅の目的地が箱根だったりして、なかなかこちらの博物館には来る機会がありませんでした。
一夜城公園の方から坂をおりていくと、この博物館のすぐ横に出るのですが、こちらからでは第一駐車場にクルマを停めることはできません。第一駐車場は国道1号から曲がって行くと入ることができる構造になっています。
そこで、博物館のまわりをぐるっと回り込んで、建物の向こう側にある第二駐車場にクルマを停めました。こちらは、平面駐車場ですが正面玄関から遠いので、ほとんどクルマは停まっていませんでした。
建物の正面玄関にまわって館内に入って見ました。ロビーはとても広いです。自動券売機がありましたので、こちらで大人の入館券を購入しました。
その入館券を持って、一階ロビーの奥にある博物館のエントランスから入ります。入口には係りの人がいますが、券は見せるだけでOKです。
こちらの博物館は500円以上の入館料がするだけのことはあって、とても展示物が充実していました。一階には地球の誕生に関する歴史や、地球内部の構造、岩石や宝石などの解説、生命の誕生、そして、マンモスの標本や各種哺乳類のはく製、蝶の標本など、本当に色々なものが展示されています。じっくり解説を読みながら進むとかなりの時間が必要です。
二階には神奈川の地形や動植物に関する展示があります。一階も二階も、単なるパネル展示だけではなく、はく製や動画による紹介などが組み合わされていて、とても理解しやすいものでした。
二階の出口から出ると、大きな辞書をモチーフにした部屋とレストランがありました。大きな辞書をモチーフにした部屋は、最初に目次のページが開かれていて、さらに奥に進んで行くと、ジャンル別のページが開かれているような展示になっています。非常に凝った展示方法でした。
ちょうど、箱根湯本から小田原に向かう東海道沿いにありますので、箱根観光から帰る途中、少し時間に余裕があるときなどには、立ち寄ってもまったく損はないスポットだと思います。
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