江戸・明治時代の共同湯が再現された草津温泉の御座之湯で日帰り入浴

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草津温泉の御座之湯

 北軽井沢の浅間牧場を散策して、ソフトクリームを食べたり牛乳を飲んだりしたあと、まだ、宿に行くのには時間が早すぎたので、付近の観光地を探して見ました。すると、比較的、草津温泉が近いことがわかったので、いってみることにしました。距離にして30Km弱、時間にして40分弱の道のりです。

 最初は大滝乃湯に行こうと思っていました。しかし、草津温泉まであと3Kmほどの距離になったところから大渋滞が始まりました。この日は8月17日(土曜日)でしたので、草津温泉周辺はもしかすると混雑しているかもしれません。大滝乃湯の駐車場は無料ですが、いっぱいになっている可能性が高かったので、別の駐車場にクルマを停めることにしました。大滝乃湯のレポートはこちら(草津温泉の大滝乃湯)です。

 最初に行ったのは本町無料駐車場というところです。こちらはガラガラに空いていましたが、時間が午後5時までと限定されていて、もしかすると危ないかもしれない時間でしたので、こちらに停めるのはやめました。そこにいた係りの人が、有料になるけれども役所の横に駐車場が出来たのでそちらにとめれば良いと教えてくれました。

 こちらの湯畑観光駐車場です。

湯畑観光駐車場

湯畑観光駐車場

 2時間まで500円、以降は30分ごとに100円という料金体系です。二階建てになっていて、一階の方はすでに満車になっていましたので、二階にクルマを停めました。

 そこから湯畑までは歩いて数分の距離になります。少しわかりにくいので、事前に地図を見ておくと良いと思います。

 湯畑に向かっておりていくと、昔は駐車場だったところに、大きな木造の建物が新しくたっていました。そう言えば、湯畑の横に御座之湯という施設が新しく出来たという話を聞いたことがあります。「ござのゆ」と読むようです。

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 今回はこちらの温泉に入ってみることにしました。冬住みをしていた江戸から明治時期の建物を再現したそうです。木造にこだわり、杉板を使った「とんとん葺き」の屋根が特徴です。

 施設の前には白旗源泉がありました。

白旗源泉 草津温泉

 中に入ったら下駄箱に靴を入れます。昔の銭湯風の下駄箱でした。とても情緒があります。

草津温泉の御座之湯

 受付を最初にします。大人500円、小人300円です。なお、大広間(源泉之間)を1時間だけ使えるコースは大人1000円です。こちらには、館内用浴衣、お茶、温泉饅頭がつくそうです。今回は宿へ行かなくてはいけないので、普通に500円の入浴のみにしました。

 こちらは男湯の入り口です。

草津温泉の御座之湯

 脱衣所には無料の貴重品ロッカーがありました。服は脱衣カゴを利用します。

 お風呂は内風呂のみで、浴槽は二つあります。それぞれ、源泉が違います。手前が万代源泉、奥が湯畑源泉です。

 万代源泉は比較的最近見つかった源泉で湧き出している湯量がとても多いという話しを何処かで聞いたことがあります。pHは何と1.5しかありません。強烈な酸性です。泉質は酸性塩化物硫酸塩泉です。最初に入ったときには、あまり、その凄さがわからなかったのですが、そのお湯が目に入ったらとてもしみました。また、日焼けしたところが、とてもヒリヒリとします。

 湯畑源泉はまさしく目の前の湯畑で湧き出している温泉です。pHは2.08で万代源泉に比べれば多少はマイルドですが、それでもかなりの酸性です。泉質は酸性硫黄泉です。硫黄泉ではありますが、思ったほどは硫黄の匂いがしません。まさか循環?とも思ったのですが、加水、循環ともない、れっきとした源泉掛け流しです。ただ、お湯が浴槽から溢れ出ていないので、何だか、かけ流しの雰囲気がしないことが残念です。

 ただ、しばらく入っていると、ポッポとしてきて、温泉の凄さを感じました。温泉のバリエーションではなく、純粋に温泉を楽しみたいという場合には、こちらの温泉は良いかもしれません。私自身は、ヌルい浴槽もある大滝乃湯の方が好きです。

【2021/08/02追記】

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裏草津の地蔵地区に漫画堂がオープン

 草津町が裏草津として開発をしている地蔵地区に漫画堂という施設がオープンしました。建物面積約100平方メートルということなので、一般の住宅と同じくらいの大きさでしょうか、そこに、ちばてつやさんや赤塚不二夫さんの作品や近年の人気作品、往年の名作まで約1万冊が各種揃っているそうです。このような多様な世代を取り込むような投資、大切だと思います。

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