山手本通りを歩いて行くとやがて元町公園が見えてきました。この中にはエリスマン邸があります。
昭和57年にマンションを建築するために解体されてしまったのですが、平成2年に現在の元町公園内で復元されました。
べーリック・ホールと小道を挟んで移築されているのはエリスマン邸です。
こちらの邸宅は、生糸貿易商社のシーベルヘグナー商会の横浜支配人として活躍したスイス生まれのフリッツ エリスマン氏の邸宅として、1925年から1926年にかけて建てられました。設計は建築家のアントニン・レーモンド氏が行いました。
エリスマン邸の中では喫茶店も営業しています。こちらが喫茶店のメニューです。
こちらはエリスマン邸の開館時間です。
館内にもエリスマン邸の説明がありました。
一階には大きな暖炉のある応接室、居間兼食堂、サンルームなどがあります。
以前は三つの寝室があった二階は一つの大部屋になっていて、いろいろな資料が展示されていました。
こちらはバスルームです。
資料の中には横浜の昔の写真が展示されていました。こちらは大正の麦田トンネルです。この頃は市電が使っていましたが、市電が廃止された後は、道路の下り線用になっているそうです。
作りがとても豪華といったことはないのですが、とても暮らしやすそうな家でした。
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