鉄輪温泉を散策しているときに、いくつかの共同浴場を見つけました。その中でも観光客はコインロッカーで100円を払うと入浴できるという渋の湯が気になっていました。
近くには熱の湯という観光客も無料の共同浴場がありましたが、そちらはかなり地元の方々で混雑していたのも渋の湯に入ろうと思った要因の一つです。
壁には渋の湯の沿革が紹介されています。
渋の湯の外観
とても落ち着く佇まいです。
男湯と書かれている入り口から入ってみました。
こちらが浴槽です。奥に見えるスノコ状のところの裏側は竹ぼうきの先のようなものがあり、そこに温泉の熱湯をたらしてお湯の温度を下げるようになっています。
お湯はとても熱かったです。45度近くはあったのではないかと思います。水を湯船に入れることもできますが、水温を下げてしまうと、あつ湯好きの地元の方には迷惑かとも思いましたので、熱いのを我慢して入っていました。
窓が開いていて涼しい風が吹き込んでいました。気持ちが良いです。
こちらが観光客用のコインロッカーです。もちろん100円玉は回収され、戻ってきません。一人が一つのコインロッカーを利用して、お金を払ったことの証明として腕に鍵をつけておきます。
別府に来てたくさんの温泉に入りましたが、どの温泉も違った顔を見せてくれるのがとても面白いです。
【2018/12/16追記】
先日、別府に旅行に行く機会がありましたので、渋の湯に再訪しました。今回は先客が一人、お湯の温度は低めでゆっくりと入っていられました。相変わらず、最高の温泉が楽しめて気持ちが良かったです。
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