別府の湯けむり展望台から鉄輪温泉などを展望

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別府での2日目は朝一番で竹瓦温泉に行ったあと、別府温泉を見渡すことができる、湯けむり展望台に行ってみました。

鉄輪温泉街の方へ行き、途中からクルマで坂道を上がって行ったところにあります。カーナビで目的地をセットして案内してもらいました。

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湯けむり展望台

朝8時ごろに着きましたが、朝早すぎるので誰もいませんでした。

本当は宅地を分譲したくて開発した土地のように見えます。その中で二戸分の土地を買い上げて駐車場にしているようです。

大分から帰って来たあと、NHKで放送されたブラタモリ(別府温泉)を見てみたのですが、多分、断層の上に位置でしょうか。

駐車場は上の段と下の段の二箇所にあります。上の段の方に展望台がありますので、空いていればクルマは上の段に停めた方が良いです。

営業時間は季節により異なりますが、夏場は午後10時まで、冬場は午後9時までです。

肝心の景色ですがこんな風に見えます。一番たくさん湯けむりがのぼっているのは、鉄輪温泉方面だと思います。

奈良時代に編纂された豊後風土記には地面から噴気や熱泥が立ち上がる温泉噴出口が「赤湯泉「血の池地獄)」と記されていて、仏教の世界の地獄に似ていたことから恐れられていました。

武士が湯治場として訪れていた鎌倉時代に温泉が整備され始め、江戸時代には温泉街が形成されたようです。

別府には全部で8湯あります。

  • 別府
  • 浜脇
  • 観海寺
  • 鉄輪
  • 亀川
  • 柴石
  • 明礬
  • 堀田

湧出量は全部で10万2777リットル/分、源泉の総数は2854個と言われています。

こんなにたくさんの湯けむりがのぼっているのを見るのは、やはり驚きでもあります。草津温泉でもここまでの湯けむりは上がっていないのではないでしょうか。

展望台にありがちな、方向別に何があるのかを示す案内板がありました。

ベンチもありますので、座って見ることもできます。

【2020/09/21追記】

コロナ禍による観光客の減少

ダイヤモンドの記事の中に、温泉街 別府の苦境、市内企業の1割がコロナ倒産危険業種という記事がありました。コロナ倒産で多い業種は飲食業、ホテル・旅館、アパレルです。この3業種が占める割合が一番多い、ワースト1の自治体が大分県別府市なのだそうです。確かに温泉天国であれだけ多くの宿泊施設がひしめいていますので確かに統計学的にはそうなのでしょう。

しかし、別府市は素晴らしい温泉がありますので、今回のGoToキャンペーンなどを通じて必ずお客さんは増えるのではないかと期待しています。今は迷惑をかけてしまいますので東京から行くわけにはいきませんが、ぜひ頑張ってほしいです。

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